八戸、函館、境港、唐津などの水産会社15社、環境関連NPO4団体、水産学部、環境学部、総合政策学部のある3大学は、共同で日本イカ消費連合(略称:イカ連)を組織。このほど「イカ消費が地球を救う」「イカを全人類共通の主食とすべし」とする声明を発表し、4月から世界各地のイカ水揚港の官民に呼びかけ、世界イカ消費連合(USE=United Squid Eater)の結成を目指す。
《この記事はエイプリルフールの“ネタ”でした》
発起人の一人、卯朔水産(函館市東雲町)の植月朔太郎社長は、イカ連創設の趣旨について「イカはどこでも放っといても湧いてくるもの。そして何でも食べる。言ってみれば、太陽と地球のエネルギーをいちばん無理なくうまく使って、しかも海をきれいにする生き物だということ。これを主食なり主菜として世界中の人が毎日食べることは環境に負荷のかかる食糧生産を抑制し、温暖化防止、食糧問題の解決にもつながる」としている。
イカ連では9月の国連総会の議題として、2015年ないしは2016年を「国際イカ年」とすることも提案することとし、その準備も進めている。
活動資金は加盟する企業、団体、大学、個人が拠出する資金や会費のほか、今後液晶メーカー、漢方薬メーカー、画材メーカーにも協賛を求める考え。
イカを主食にとする主張に対しては、イカ食を教義上容認できない宗教や海のない国と地域からの反発が予想されるが、同連合では「もちろん強要するものではなく、イカ食の素晴らしさと合理性への理解の拡大から取り組んでいきたい。いかなることがあってもイカ食をいがみ合いの種とはしない」としている。
イカ連の詳細は以下を参照。
●日本イカ消費連合/世界イカ消費連合
http://www.squideater.com/