- 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」大ヒット
- 外食沈滞を象徴する「マクドナルド」の急ブレーキ
- 牛丼市場の混迷、さらに深まる
- イタリアン市場が活性化の兆し
- 喫茶店がシニア市場の本命に浮上
- 郊外で着実に進む“食べ放題化”
- 外食はやっぱり“肉”が売れる
- 日本ワインのマーケット広がる
- 外食のアジア進出、着々と進む
- やはりなかった、東京スカイツリー効果
1. 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」大ヒット
ブックオフコーポレーション創業者坂本孝氏のバリュークリエイトによる、既存外食の収益構造に対するアンチテーゼ。外食のあらゆるジャンルで進行する“ハイバリュー=高原価化”を象徴する存在にも。
2. 外食沈滞を象徴する「マクドナルド」の急ブレーキ
「マクドナルド」の既存店売上が急下降。カフェ化による客単価低下に加え、コンビニをはじめとする中食業態によるマーケット蚕食が顕著に。
3. 牛丼市場の混迷、さらに深まる
際限なき低価格化に一段落、と思ったら「東京チカラめし」のヒットで焼き牛丼がブームに。「吉野家」の250円新業態も出て価格の行方も混沌。
4. イタリアン市場が活性化の兆し
ピッツェリアの全国的ブーム、生パスタ活用の業態台頭、これまで定着しなかったイタリアンバールが浸透の兆しと、イタリアン業態に注目集まる。
5. 喫茶店がシニア市場の本命に浮上
セルフ業態に押されていた昔ながらの喫茶店が元気。「コメダ珈琲店」をはじめチェーン系も好調。シニア層の“行きつけの店”として存在感高まる。
6. 郊外で着実に進む“食べ放題化”
不況を象徴するように、ファミリー向け食べ放題業態が元気。大ヒットのイタリアンブッフェ「ヴォーノ・イタリア」のような新顔も次々台頭。
7. 外食はやっぱり“肉”が売れる
ヘルシー志向の揺り戻しか、“うまい肉”を柱にしたレストランが人気に。とくにドライエージングの熟成法を取り入れる店が急増、日本の肉食文化も成熟か。
8. 日本ワインのマーケット広がる
国産ワインが外食の商材として定着。日本ワインを専門に扱うワインバーやバルが登場、和食とのマッチングを提案する店も出て注目を集める。
9. 外食のアジア進出、着々と進む
尖閣問題で中国ではブレーキかかるも、アジア各国への“日本の外食”の輸出は順調。進出チェーンが急増するシンガポールをはじめ新市場も着実に開拓。
10. やはりなかった、東京スカイツリー効果
記録的な来場者数で周辺商業、とくに外食への波及効果に期待集まるも、完全にカラ振り。付帯商業施設ソラマチの一人勝ちに。
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