豆腐は食べ方のバリエーションの豊富さも特徴だ
大豆変身物語

人気者の豆腐

大豆を使う加工食品の代表とも言える豆腐は中国発祥とされ、東アジアで広く親しまれている。日本では江戸期に大衆化・定着した。その後豆腐の形状や製法は多様化。今日では欧米にも普及し、人気を得ている。
ダイズはマメ科ダイズ属の一年生植物
大豆変身物語

ダイズという植物の特徴

マメ科植物は種類も多く、農作物としても重要なグループである。その中のダイズは他のマメ科植物と同じく、やせ地でも育ち、一方水はけの悪い土地には向かないなどの特徴がある。日本は多様なダイズ品種を持ち、地域や用途によって適したものを選ぶことができる。
「幸せのはし」(東京・神楽坂)
食って・走って・また食った

榎町の隠れた名店「幸せのはし」の志(神楽坂)

江戸川橋から神楽坂までの街並みは、古くからの出版や印刷所が軒を連ねており、今でも中小の会社があちこちにある。隣接する界隈の古くからの地名「榎町」と呼ぶのがふさわしく感じる。その一角、さる小路を入ったところに、今回ご紹介する「幸せのはし」さんがある。
「龍圓」(東京・浅草)
食って・走って・また食った

チャイニーズの枠を超えたチャイニーズ「龍圓」(浅草)

寒い日が続きますね。東京でも雪が降るようになりました。そんなときはさすがに自転車通勤をやめるのですが、郷里の北海道の友人の中には、MTB(マウンテンバイク)にスパイクタイヤを装着して、冬でも自転車通勤を続けている豪の者がいます。一種のトレイルランに近いかもしれませんが、心底尊敬します。上には上がいるものです。
「一汁三菜」(南青山7丁目)
食って・走って・また食った

溶けちゃいたいご飯の幸せ……「一汁三菜」(東京・南青山7丁目)

師走もはや半ばを過ぎ、季節はもう本格的に冬。それでも元気に自転車乗ってます。前回も触れましたが、寒いのは最初だけなので、発汗をしっかり吸収する素材のアンダーウェアを着込んで、元気に移動してます。肝心なのは、汗をかいたあとの着替え。急速に冷えるので注意なのです。あとは、ヘルメットの下の頭を覆う薄いキャップ。バンダナでもいいけれど、ヘルメットが隙間多いのでそのあたりのケアも大切。風邪ひかないようにみな […]
5月の北海道長沼町付近上空
北の空から見えるのは

我々農家のあり方が問われている

TPP参加となっても、日米それぞれでの売り渡し価格がさほど変わらない小麦・大豆生産ではあまり状況は変わらないだろう。とは言えその背景には交付金収入がある。それを他の品目にも拡大していくのは、国の予算上難しい。求められるのは、我々農業という産業の形の変化に違いない。
洋酒文化の歴史的考察

I モダン・ガールは何を飲んでいたのか(2)

日本に洋酒文化が定着していったプロセスを追う本シリーズ。その手がかりとして最初にスポットを当てたのが、大正期から現れたモダン・ガールたちだ。さて、史料をあたっていると、洋装の彼女たちというのは実は少なかったらしいことがわかってきた。
小津安二郎(絵・筆者)
スクリーンの餐

「秋刀魚の味」をめぐって

映画の中の食を鑑賞するコラムの第1回。連載を始めるにあたり、日本映画史上最も重要な映画作家である小津安二郎の作品に登場する食べ物について、数回に分けて考察してみたい。
うねやま研究室

豆乳の憂鬱~BPAと類似の評価結果なるもメディアの扱いがまるで違う

2009年12月16―18日、米国国家毒性プログラム(NTP)のヒト生殖リスク評価センター(CERHR)の豆乳ベースの乳児用ミルクの評価専門委員会が会合を行い、豆乳に含まれるイソフラボンが発育に悪影響があるかどうかについての評価を行いました。これは06年に開始されたプログラムで、今回初めて最終段階に差し掛かっています。この段階での結論は、豆乳ベースの乳児用ミルクの有害健康影響については、12人中1 […]
北海道よもやま話

マイノリティの行動から次世代農業のヒントが見えてくる

湊須磨子(みなとすまこ、旧姓:浅田)さん。愛称スー。子供達はグラマスーと呼ぶ御年92歳の日系女性が米国ロサンゼルス近郊に住んでいる。昨年90歳で亡くなったご主人ヘリーとともに、20年来の知り合いになる。スーは1935年2月、秩父丸で米国メジャーリーグとの対戦のため巨人軍の沢村栄治投手らが乗船してホノルル経由でサンフランシスコ、ロサンゼルスに向かう同じ船上にいた。彼女は米国生まれであったが父の仕事の […]
食べる智恵

藁苞(わらづと)納豆

上三川町有機農業推進協議会(栃木県上三川町)の催しに参加した。NPO法人民間稲作研究所の稲葉光國先生の指導を受けながら活動している生産者と、賛同する異業種の人たちが集まった。
うねやま研究室

日欧比較で分かる残留農薬基準値超えによる回収の愚行

農産物の残留農薬が基準値を超過していたため回収される、という事例がよく報道されます。基準値を超えていることがすなわちリスクがあるということではないにもかかわらず、消費者には「危険な農産物が出回っている」という誤解が多いようです。そこで今回は、日本とは違う対応を行っている英国での事例を紹介してみようと思います。