食品安全情報(微生物)

エノキのリステリア汚染を警戒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国およびスコットランド当局は、エノキダケにリステリア汚染の可能性および重篤な疾患の原因となるリスクがあるとして注意を促している。世界保健機関は、食品由来疾患のサーベイランスおよび対応のツールとして全ゲノムシークエンシング(WGS)法を使用するためのガイダンスを発行した。
食品安全情報(微生物)

2023年第2四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第2四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。米国当局は、複数州にわたり発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査し、加工会社製の角切りタマネギとの関連を特定した。
食品安全情報(微生物)

小規模工場のカンピロバクター

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁は、処理羽数が少ない小規模食鳥処理場に関連するカンピロバクター症感染リスク評価を行った。
食品安全情報(微生物)

不適切な知識による健康リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは水・公衆衛生・衛生に対する不適切な知識による持続的な健康リスクの存在を指摘している。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所第11回夏季アカデミーを開催。その目的の1つは、欧州の健康リスク評価制度を世界に普及させ、国際的に標準化することである。
食品安全情報(微生物)

チェリートマトのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州で2022年8月以降、サルモネラ感染患者が複数国から報告されており、患者への聞き取り調査で最も多く報告された食品曝露としてチェリートマトが特定された。
食品安全情報(微生物)

ソフトクリームのリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国ペンシルベニア州およびニューヨーク州でカップ入りアイスクリームに関連したリステリア感染アウトブレイクが発生しており、米国疾病予防管理センター(CDC)ほか当局が調査に当たっている。当該アイスクリームは回収が始まっている。
食品安全情報(微生物)

牛ひき肉のサルモネラ感染症

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国内でサルモネラ感染アウトブレイク発生しており、患者14人のうち9人が牛ひき肉の喫食を報告し、彼らは同一の小売ボランタリーチェーンの店舗で牛ひき肉を購入していた。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、世界食品安全デーに参加し、「家庭での食品安全」をテーマに情報発信を行った。
食品安全情報(微生物)

冷凍角切りトマトのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。2021年1〜2月にフィンランド西部の飲食店で発生した冷凍角切りトマトに関連してサルモネラについて、Eurosurveillanceが論文を掲載している。
食品安全情報(微生物)

2023年第1四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第1四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。
食品安全情報(微生物)

生のクッキー生地を食べないで

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国のCDCはじめ当局は複数州で発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査しており、疫学データはPapa Murphy’s社製の生のクッキー生地が感染源となっている可能性を示している。CDCは生のクッキー生地を喫食しないよう繰り返し注意喚起を行っている。
食品安全情報(微生物)

欧州チキンのサルモネラリスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州と米国で2017年6月以降に発生し現在も継続しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、EUの家禽肉生産チェーンにおいて関連株のクローンが蔓延していることが示された。ドイツ当局の調査によると、肥育動物への抗生物質の使用は次第に減少している。
食品安全情報(微生物)

食品由来疾患被害の実態推定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の食品由来疾患被害実態疫学リファレンスグループ2021-2024が第4回会議を開催した。
食品安全情報(化学物質)

はちみつの食品偽装対策を強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の調査によると、EUへ輸入された蜂蜜320品の約半数に他の糖類が混入し違反の可能性があった。米国環境保護庁は、滅菌に使用されるエチレンオキシドについて、労働者の健康を保護するために新しい規制を提案した。シンガポール保健科学庁は強力な医薬品成分が含まれている健康食品について注意を呼びかけている。
食品安全情報(微生物)

食品安全文化に関するセミナー

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、食品安全文化に関する取り組みとして実施されているオンラインセミナーシリーズの第7回「食品安全サミットからの生配信:食品安全文化を評価する」を2023年5月11日に開催する。組織における食品安全文化の評価の重要性に焦点を当てる。
食品安全情報(微生物)

生の小麦粉喫食でのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州小麦粉を使った生の生地または衣の喫食に関連したサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。米国で昨年発生した冷凍ファラフェルに関連の大腸菌O121感染アウトブレイクで、供給元のメーカーは関連製品の回収を開始した。