食品安全情報(微生物)

七面鳥解凍品販売の一時的許可

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリスは鳥インフルエンザ発生による影響を考慮して、通常は禁止している家禽肉の解凍品の販売を、このクリスマスシーズンの間、一時的に緩和した。一方、EU/EEA加盟数カ国では2021年9月以降、鶏肉製品や生鮮鶏肉が原因食品である可能性が高いサルモネラ感染が発生している。
食品安全情報(微生物)

食品由来疾患への対応の動画

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAが食品由来疾患のアウトブレイクへの対応を紹介する動画を公開した。国内外の諸機関や食品事業者等と協力・連携して対策を講じるプロセスも解説している。「Eurosurveillance」は、飲用生乳に関連のO157:H7感染アウトブレイクと病原体性状解析法の迅速な利用についての論文を掲載している。
食品安全情報(微生物)

WHOの新しい食品安全戦略

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは「食品安全のための世界戦略2022-2030」を立ち上げた。米国CDCは、エノキダケに関連のおよびデリミートおよびチーズに関連の感染アウトブレイクを調査している。英国食品基準庁は食用昆虫のための法律の修正案に寄せられた意見を公開している。
食品安全情報(微生物)

みじん切りセロリからO103

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。カナダの病院で大腸菌O103感染アウトブレイクが発生。患者全員が病院で提供された調理済みサンドイッチに使用されていた生のみじん切りセロリに曝露していた。スイスで全国的なリステリア症アウトブレイクが発生し、追跡調査により、1カ所のチーズ製造施設でリステリアによる環境汚染が持続していたことが判明した。
食品安全情報(微生物)

レバーパテ関連のリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。Eurosurveillanceは2018年12月にオーストリア発生したリステリア症アウトブレイクに関する論文を掲載している。検体の追跡等から、食品メーカーが製造したレバーパテの喫食による可能性が高いと見られている。米国では生鮮サーモンの生食に関連して発生しているサルモネラ感染アウトブレイクが調査されている […]
食品安全情報(微生物)

豆のコロッケ冷凍品のO121

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。小売チェーンALDIで販売されたEarth Grownブランドの冷凍ファラフェル(豆のコロッケ)に大腸菌O121汚染の可能性が判明した。EU加盟6カ国と英国でA型肝炎ウイルス(HAV)遺伝子型IB株による感染が報告されている。ドイツでは生食用野菜生産に再生水を使用すべきではないとされている。
食品安全情報(化学物質)

リサイクルプラの安全性強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会はリサイクルプラスチックの安全性を強化するための新しい規則を採択した。欧州委員会はまた、食品の機能強化のために添加されるビタミン、ミネラル、その他の物質に関する規則に「紅麹米由来のモナコリン」を追加した。FAOはウクライナでの戦争に起因する各種の混乱に対処するための緊急の行動を呼び掛ける。
食品安全情報(微生物)

米国で牛挽肉関連のO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州で大腸菌O157:H7感染アウトブレイクが発生し、当局が調査に当たっている。複数の患者が特定ブランドの料理セットを購入しており、当該挽肉の施設番号が特定され、当局はさらに原材料の追跡調査を進めている。
食品安全情報(化学物質)

キノコ採取に関する重要な助言

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOはマイクロプラスチックに関して食品や空気中も含めた包括的な暴露による健康リスクに関する報告書を発表したが、現時点ではデータが不足しており、ヒトに対する暴露評価やリスク評価を行うことができないとしている。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、キノコ採取に関する重要な助言を紹介している。
食品安全情報(微生物)

医療施設の食品由来疾患の研究

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、産卵鶏が自由に出入り可能な鶏舎による生産者向けガイダンスを発表した。Eurosurveillanceで発表の論文「高所得国における医療施設関連の食品由来アウトブレイク」では、病院・食品安全当局・公衆衛生当局の間での分野を越えた緊密な協力と情報交換が必要としている。
食品安全情報(化学物質)

ICTでハイリスク食品を探す

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局(FDA)は、違法なニコチングミの販売について警告を発した。韓国食品医薬品安全処(MFDS)は知能情報技術を活用したハイリスク輸入食品などを選別して集中的に管理するシステムを構築する。EUに端を発したエチレンオキシド(EO)を含むアイスクリームの問題が各国に影響を及ぼしている。
食品安全情報(微生物)

原因食品不明の大腸菌O157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国疾病予防管理センター(CDC)は大腸菌O157:H7感染アウトブレイクに関する情報を発表した。原因食品はまだ不明だが、患者62人のうち52人がWendy’sの店舗での食事を報告した。英国食品基準庁(FSA)は、狩猟動物に関するガイダンスの改訂版を発行した。
食品安全情報(化学物質)

紫外線照射器に危険な製品あり

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。カナダ食品検査庁(CFIA)は「子供の食品プロジェクト」2020年次報告書を発表した。米国FDAは特定のブランドの紫外線照射器が数秒の使用で皮膚や目を傷つける可能性があると警告している。国連食糧農業機関(FAO)は食品管理の電子通知システムの設計と導入に関する技術的ガイダンスを公表した。
食品安全情報(微生物)

BfRが世界食品安全年鑑公開

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は「世界食品安全年鑑」(World Food Safety Almanac)をオンライン化した。食品・飼料の安全性に関する計37カ国の情報がこの収載されている。
食品安全情報(化学物質)

FDA最新報告は標本を細分化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局は、食品中の元素に関するトータルダイエットスタディの最新の報告書を発表した。暴露評価がより実態に沿ったものとなっている。ノルウェー食品および環境に関する科学委員会は、魚の摂取に関するベネフィットとリスクの評価結果を発表し、また「モニタリングに重要な食品と化学物質」報告書も発表した。