バレーホから来たバーテンダー
洋酒文化の歴史的考察

VII 横浜・カクテルことはじめ(4)明治7年横浜のフレア・バーテンディング

日本で初めてカクテルが提供された様子は、当時の英字紙が伝えている。このバーテンダー、ヴァレーホ・ジョーを描いた漫画を見ると、驚くべきことに、日本初のカクテルは、フレア・バーテンディングで提供されたことがわかる。ただ、このバーテンダーを巡っては、一つ解けない謎が残る。
再考・ワイン物流改善

高級ワインの平箱が“輸送荒れ”を起こしている

“輸送荒れ”を起こしたワインは、1~2カ月程度静置すれば回復するとされていたが、私はそれが本当かどうかを確かめたかった。そこで国内での簡易的な実験を考えて実験を行った。その後、輸送時にワインを収めるケースが、そもそも“輸送荒れ”を起こしやすい構造になっていることに気付いた。
パーヴィス
洋酒文化の歴史的考察

VII 横浜・カクテルことはじめ(3)明治7年横浜のブルー・ブレイザー

パーヴィスはまず、自らカクテルの調製に乗り出した。彼を描いた英字紙の漫画とレシピを見ると、パーヴィスが取り組んだカクテルがブルー・ブレイザーであったことがわかる。しかし、結局それはうまく行かない。しかし、彼が断念した直後、アメリカからプロのバーテンダーが来日する。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

すごいコメンテーターはスゴイ!

健康食品に限らず、テレビ通販といえばコメンテーター。オールナレーションで制作する番組もありますが、やはりスタジオの臨場感を出すには、コメンテーターの存在は欠かせません。そんなコメンテーターさんたちのオハナシを……。
再考・ワイン物流改善

デカンティングとスワリングの意味と効果を再検証する

デカンティング(デカンタシオン)をする際に守るべき作法と、通常行われるワイン・グラスに注ぐ注ぎ方とには矛盾がある。また、今日誰もがワイン・グラスをぶん回すスワリングを行うが、それの効果が何であるのかは理解されていない。それらのことを再検証する。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

声はすれども姿は見えない――通販番組の観覧客のナゾ

通販番組を盛り上げる、観覧客のおばちゃんたちのことを書いております。名人芸のリアクションのおかげで、通販番組は盛り上がり、タレントさんもニコニコ。と、おばちゃんパワーはとってもありがたいものなんですが、なんと、そのおばちゃんたちを画面に映せない! ということがあるのです。
再考・ワイン物流改善

コルク栓ワインを抜栓したらボトル内壁を拭き取る

前回は、コルクを打栓したボトルのワインは、コルクが接していた瓶口内壁にワインの香味を損なう不快物質が付着していることを説明した。これによる汚染を防ぐには、抜栓後に瓶口内壁を拭き取ることと、ワイン・ボトルを回転させながら1杯目を注ぐことだ。その方法について説明する。
柵で囲われたフフナーゲル・ホテル外観
洋酒文化の歴史的考察

VII 横浜・カクテルことはじめ(1)

1860年に横浜に登場したフフナーゲル・ホテルは、木造一階建ての日本建築だった。外国人には不評だったホテルだが、ここには恐らく日本で最初と考えられるバーがあった。ここに欧米の著名人が集まった理由の一つは、当時の日本の治安の悪さだった。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

スゴイおばちゃんたちのすごさはまだありますんです!

前回は「スゴイおばちゃん」たち=「通販番組で絶妙のタイミングで相づちや歓声をはさんでくるおばちゃん」たち=通称「笑い屋」さんたちをナマで見た衝撃に触れましたが、その続きをお話しましょう。このおばちゃんたちがいると、こんな御利益もあるの! というお話です。
最初の1杯から順に、それぞれのグラスのワインの味の違いを確かめる
再考・ワイン物流改善

注ぎ方でブショネは回避できるが

同じワインを複数の人がテイスティングすると、評価が分かれることがよくある。これは個人差によるものと思いがちだが、その原因をある視点で考えると単純なメカニズムから必然的にそうなることがわかる。ただし、これは既存レストラン業界にとっては絶対に認めたくない事実でもある。
インフュージョンを説明する後藤氏
小売・外食

「Tokyoインターナショナル・バーショー」レポート(4)マスタークラスで見た最新のカクテル事情

ウイスキーだけでなくカクテルが加わった「Tokyoインターナショナル・バーショー」では、専門的な講義を行うマスタークラスのテーマにもカクテルが加わった。2011年の「アメリカン・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」の後藤健太氏、国際バーテンダー協会主催の世界大会優勝者山田高史氏、ディアジオ主催の世界大会優勝者の大竹学氏の講座で学んだことからお伝えする。