健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

ライバル商品と同じコメンテーターでって言われたことが

健康食品の通販番組に欠かせない存在とも言える、医学博士などの“専門家”。とある専門家が、ライバルに当たる商品の通販番組に登場! ということはときどきあるというお話をしました。で、その中でも「スポンサーが意図的にライバル社と同じ専門家を出したがった」という事例をご紹介しましょう。
再考・ワイン物流改善

縦箱正立と平箱横臥の差を確かめる

ワインを縦箱に収めて正立輸送した場合と、平箱に収めて横臥状態で輸送した場合とで、輸送荒れはどれほどに違うものか。国内での簡易実験の後、実際にフランスの産地から日本への輸送過程での実験を模索したが、これには障害があった。というのは、縦箱正立輸送の場合、コルクが乾燥萎縮してワインがダメージを受けずに済むには45日以内の輸送ができなければならないが、実験を考えた当時、それが困難な状況になってきていたのだ […]
「三月のライオン」(1992)。アイスキャンディーをかじるアイス(由良宜子)(絵・筆者)
スクリーンの餐

映画の中の氷菓「三月のライオン」ほか

いよいよ夏本番。アイスクリームや氷菓のおいしい季節である。映画の中でも「ローマの休日」(1953)のスペイン広場でオードリー・ヘップバーン扮するアン王女が食べるジェラートをはじめとして、さまざまなシーンで氷菓が印象的な使われ方をしているが、今回は異色作と言える2本を紹介する。 ※以下「R18+」の作品を取り上げます。18歳未満の方の閲覧を禁止します。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

専門家を探してくるのはラクじゃないんですよ

前回は、健康食品の通販に登場する専門家の肩書き、実は「医師NG、医学博士ならOK」というオキテがあることに触れました。健康食品はクスリじゃないから、医師という立場であたかも病気を治すように見せちゃだめですよ、ということだったわけですが。では、コメントしてくれる医師ならぬ医学博士。この人たちはどうやって選ばれているのか、ということについてお話を。
最近のワイン用コルク栓の例。左の2点は右の1点とは色合いが異なり、とくに赤ワインと接していた部分の着色のしかたに特徴がある
再考・ワイン物流改善

天然コルク栓は本来ワイン・ボトルに適したものではない

そもそもコルクは通気性を持っており、ワイン・ボトルの栓として適当なものではない。しかし、その欠点を取りつくろうために、「ワインは呼吸する」などの風説が流されたと考えられる。半面で業界ではコルク栓の欠点は自覚されており、コーティングなどのさまざまな改良が行われている。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

サプリの専門家と言えば、医師ではなく医学博士です

テレビ通販のコメンテーターのことを書いてきましたが、もう一人、テレビ通販ならではとも言える人たちがいます。それが、商品を“科学的見地から解説してくれる専門家”。実はこの専門家を巡っても、いろんな規制やいろんな業界ウラバナシがあるんですよ~。
中央が一般的なシャンパン用コルク栓。上部が集成コルクで底部にコルク板が2層あることがわかる
再考・ワイン物流改善

シャンパン用コルク栓は天然コルク栓の気密性の証明にならない

近年、ワイン・ボトルを縦置きしている売場を多くみかけるようになった。おそらくは“コルク栓の気密性は高い”とするマット・クレイマー氏の主張に影響されたものだが、天然コルク栓ボトルでは適切な陳列方法とは言えない。同氏はその主張の例としてシャンパン用コルク栓の気密性を挙げているが、実はこれは天然コルク栓ではない。
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熱いから困る社長。でも熱いからいい社長

商品の特徴を語るコメンテーターが、その商品を売っている会社の社長というケースがあります。強みは体験で語れることですが、それゆえのハズレもあります。しかし、やはり商品への愛情がある社長たちの語りは効果がはっきり出るものです。