農林・水産

住友商事がチリに農薬販売会社を設立

住友商事は、チリ共和国に農薬販売会社サミット・アグロ・チリ(Summit Agro Chile SpA./チリ共和国サンティアゴ、小野真之介社長/以下SACH社)を設立し、2014年1月1日より営業を開始した。南米・アンデス地域における農薬販売ビジネスの収益基盤を強化する。 住友商事は2010年にチリ国農薬市場に参入。SACH社ではワイン用ブドウを含む果樹や野菜向けを中心に事業を展開。除草剤や殺虫 […]
インドネシアの畑
土を知る、土を使う

インドネシア農業の可能性(1)

急速に発展する国々が集まるASEAN、その中でもとりわけ期待されている国がインドネシアです。商業では2億4000万人でさらに増え続ける人口と経済の発展が注目されていますが、農業生産では数えることが困難なほどある島々が今後の可能性を秘めていると言えます。 施肥の概念があることの重要性  筆者が最初に訪れたのは2012年6月末でしたが、想像以上に未だ途上段階の国という印象を受けました。と言うのは、筆者 […]
水田の追肥作業(記事とは直接関係ありません)
「よい農産物」とはどんな農産物か?

農業生産と環境負荷/農薬・化学肥料が多い日本農業

農薬や化学肥料の使用量が日本では多いという指摘は少なくない。筆者もそう見ている。日本で農薬や化学肥料の使用量が多くなる理由はいくつかあるが、温帯モンスーン気候による影響は非常に大きい。 有機栽培推進よりも慣行栽培の高度化を  日本は非常に多雨な上に温暖である。これは、作物にとっては生育しやすい好条件と言えるが、同時に病害虫も非常に多くなり、さらに雑草も非常に繁茂しやすいという欠点でもある。これらに […]
食品安全情報(化学物質)

ブラックコホシュで肝障害か

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.23(2012.11.14)を発表した。MHRAはブラックコホシュレメディについて肝不全の報告を受け、再度の注意喚起を行っている。FSANZは、タスマニアでの藻類大発生によって発生した麻痺性貝毒のため、イガイのリコールを行っている。
農林・水産

2011年食の10大ニュース[14]

パキスタンの家庭菜園、米兵に襲撃される 「農地の放射性物質の汚染“合法”は許せない」、鈴木博之氏(福島県大玉村)東電提訴へ 世界の食料ロス13億t、全農産物生産量の3分の1! 世界の飢餓人口統計は「でっちあげ」? エジプト革命、食料価格の高騰は原因にあらず 農水省、大震災直後「コメ屋査察を強化」 財政破綻のギリシャ、就農人口急増 デンマーク政府、世界初の「脂肪税」導入開始 ベトナム、TPP参加 水 […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.21(2011.10.19)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。今号は、米国と韓国が減塩への取り組みを強化、ビタミンE過剰摂取で前立腺がんリスク増の報告、低用量域での発がん物質のリスク評価方法の提案、などが注目の話題だ。
マーチャンダイザーの開発メモ

9月レタス高騰と植物工場

レタスは8月の主要産地の雨の影響を受けて、9月も価格は高騰。価格が高いときのレタスは、量・歩留まりとも低下する上、品質としてもよくない。そんな中、人工光で結球のよいレタスを安定して生産できるようになったという会社が訪ねてくれた。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.14(2011.07.13)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.14(2011.07.13)で注目の話題は、アルミニウムの暫定耐容週間摂取量、化学物質を混合状態で摂取した場合の毒性、「一 […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.10(2011.05.18)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.10(2011.05.18)の注目キーワードは、飼料中のナノ物質、お役所仕事、FDAの逆襲、生食、などだ。