小売・外食

KFCが「甘辛カリカリチキン」を発売/外食商品情報

日本ケンタッキー・フライド・チキンは、新作チキン「甘辛カリカリチキン」を2012年12月26日(水)より、全国の「ケンタッキーフライドチキン」(一部除く)で発売する。 カリカリとした食感に揚げたチキンに、味は濃口醤油をベースにりんごや桃などの果実、香味野菜を加え、唐辛子などでアクセントを出した甘だれを塗り、黒コショウと白コショウをふりかける。 また同じ製法による鶏フィレ一枚肉をを使った「甘辛チキン […]
深川幸子さん(左)と松原仁内閣府特命担当大臣。
新読み書きバイオ

消費者とのコミュニケーションに勇気与える2つの受賞

食を考える際に消費者のプレゼンスが重要になる一方、消費者の知識や判断力を引き上げることに企業や行政はなかなか積極的になれていません。そんな中、消費者とのコミュニケーション活動が評価され表彰されたという知らせが2つ舞い込みました。リスクコミュニケーションに携わる人にとって勇気となる出来事でした。
1000年を超えて愛されてきた食品、ゆば
大豆変身物語

元祖シート食品・ゆば

ゆばは、1200年前に中国から伝わったシート食品である。日本には、ゆばを筆頭に数々の伝統的なシート食品が存在する。そこに新素材も加わり、食卓を豊かにしている。
シニア世代の食費/内食
小売・外食

シニア世代の食/中食利用は月5000円未満。やっぱり調理しない男性――日本冷凍食品協会調査

日本冷凍食品協会は、9月下旬に全国の60代の男女1000人を対象に「シニア世代の食に関する意識と実態」調査を実施した。その結果、シニアの1カ月の中食、外食の利用額はともに1万円未満という人が多数を占めた。また、調理をする男性は少なくはないが女性に比べて頻度は高くなく、冷凍食品は素材よりも調理済み食品をより利用していることがわかった。
食の損得感情

ごちそうさま

FoodScienceのWebmaster中野栄子さんのはからいで、この欄の執筆者一覧を汚させていただくようになって5年が経ちました。専門家の先生方が多い中、場違いで申し訳ないと考えるたびに私の役割を説き、励ましてくださった中野さんとスタッフのみなさんに、そして忍耐強くお読みくださった読者のみなさんに、心から感謝しています。本当にありがとうございます。
ヨーロッパでスピリッツを得るために使われた蒸留器(国立民族学博物館)。日本ではこの種のものは発明されず、渡来して使われるようになった
食の損得感情

新しい調理法に積極的なヨーロッパ。日本が保守的に見えるのはなぜか

「日経レストラン」7月号で、飲食店向けの新製品を集めて、実際に料理人や経営者にも使ってもらい、所感を聞くという特集を担当した。高級な醗酵バターの風味を持ち、トランス脂肪酸はバターよりも少なく、価格もバターの半値程度というマーガリン「アロマーデ」、新機軸の調理機器、資材などなど、面白いものが多数集まった。料理人諸氏は経営の観点から、それぞれに冷静な判定を下したが、実験では誰しも面白そうに目を輝かせて […]
食べる智恵

大食いは、かわいいか、怖いか

大学時代、イタリア料理店でアルバイトをしていた頃のこと。一緒に働いていた友人から、店主には好かれるべしと説かれた。それはそうだ。彼によれば、それをかなえる極意は、元気でかわいげがあること。ふむ。で、教えてくれた具体的な行動の一つに、「まかないはたっぷり、うまそうに、もりもり食べる」というのがあった。
イチゴショートとシュトーレン。20年後、30年後のクリスマスの食卓に並ぶ食べ物は、子供たちにどんな感動をもたらすだろうか
食の損得感情

クリスマスケーキの甘みを増したのは科学だが

日本でクリスマスケーキと言えば、イチゴショートにいろいろな飾りが付いたものが一般的だが、ドイツならシュトレンという質素な見た目の甘いパンのような菓子を焼くし、フランスならビッシュドノエルという、丸太状のケーキを食べるという。シュトレンはトンネルの意味らしい。一方、ビッシュドノエルは、「クリスマスの丸太」。つまり、「食べるクリスマスツリー」というわけだ。なぜ、クリスマスに木を飾ったり、木をかたどった […]
赤米。コメは白ばかりではなかった
食の損得感情

売れるのは白か黒か茶色か……

何年か前、青果流通に携わっていた友人が、ゴボウ生産者と話し合い、洗いゴボウを出荷することにした。ただ、見た目が良くない。そこで、消費者になぜ色が良くないのかを伝え、品質が劣るわけではないことを訴えるため、パッケージに漂白に類する加工をしていない旨を表示することにした。ところが、出荷先となる大手スーパーの担当者からストップがかかった。