食品安全情報(微生物)

カリブ海地域のコレラの状況

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.14(2012.07.09)を発表した。ハイチをはじめとするカリブ海諸地域ではコレラが発生している。米国でのサルモネラ感染アウトブレイクでは149人の患者が報告されている。英国健康保健保護庁はロンドン・オリンピック/パラリンピック開催中の対応を発表した。
食品安全情報(化学物質)

「低用量仮説」はあるのか?

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.13(2012.06.13)を発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は「低用量仮説」について中立としながらも多数の科学者は否定的に見ていることを確認した。DMAAまたは1,3-ジメチルアミルアミンを含む食品について、米国に続いてオーストラリアも警告を発した。米国農務省(USDA)は食品の酸素ラジカル吸収能(ORAC)がヒトの体で抗酸化作用を […]
食品安全情報(微生物)

韓国産貝類は食用に適さない

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.13(2012.06.13)を発表した。米国食品医薬品局(FDA)は韓国産貝類を提供しないよう注意喚起を行っている。米国疾病予防管理センター(US CDC)は、米国のO145アウトブレイクは終息した可能性があるとしている。同じく生マグロの中落ちのサルモネラについては、今後の散発の可能性を指摘。さらにドッグフード由来のサルモネラに関連して、ペッ […]
食品安全情報(化学物質)

エナジードリンクのリスクは

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.12(2012.06.13)を発表した。フランス食品・環境・労働衛生安全庁(ANSES)はエナジードリンクのリスクについて厳密な調査を行っている。欧州食品安全機関(EFSA)は、食品中のパーフルオロアルキル化合物について評価を行い、食事からの暴露が低いことを報告している。カナダHarper政権は、食品安全への政府機能を強化する法案を提出した […]
食品安全情報(微生物)

牛切り落とし肉の大腸菌対策

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.12(2012.06.13)を発表した。USDAは、O157:H7以外の血清型大腸菌6種類に対する対策を開始した。米国では東部を中心とした25州でサルモネラ感染アウトブレイクが起こっている。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.11(2012.05.30)

国立医薬品食品衛生研究所は、2012年6月4日、食品安全情報(化学物質) No.11(2012.05.30)を発表した。WHOが福島第一原子力発電所事故直後1年間のヒト放射線暴露について評価報告書を発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、フランスが主張する遺伝子組換えトウモロコシMON810の販売禁止に科学的根拠はないと結論を出した。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は、化 […]
食品安全情報(微生物)

食品安全情報(微生物)No.11(2012.05.30)

国立医薬品食品衛生研究所は、2012年6月4日、食品安全情報(微生物) No.11(2012.05.30)を発表した。インドネシア産で米国企業が通信販売で出荷したテンペ用微生物資材のサルモネラ汚染が問題になっている。FDAは韓国産貝類についてヒトの糞便に暴露し、ノロウイルスに汚染されている可能性を指摘した。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.10(2012.05.16)

国立医薬品食品衛生研究所は、2012年5月18日食品安全情報(化学物質) No.10(2012.05.16)を発表した。英国食品基準庁(FSA)はアクリルアミドなどに関する研究の要約を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、食品に使用するとリスクがある植物などがわかるパンフレットをまとめた。また同研究所は、過剰なニコチン酸摂取が健康に悪影響を与える可能性を指摘した。
食品安全情報(微生物)

食品安全情報(微生物)No.10(2012.05.16)

国立医薬品食品衛生研究所は、2012年5月18日食品安全情報(微生物) No.10(2012.05.16)を発表した。サルモネラ汚染の可能性があるとして、インド企業がマグロ中落ちに続いて切り身も回収を発表した。4月に米国で確認されたBSE発症牛の子牛の所在とBSE陰性が確認された。米国でドッグフードが感染源と疑われるサルモネラ感染があり、調査が続けられている。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.09(2012.05.2)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ECのSCENIHRはリスク評価の際の科学文献の取り扱い方を明確にした。FDAは食品や化粧品にナノテクを利用する際のガイドラインを発表。またDMAA(1,3-ジメチルアミルアミン)含有製品を販売している10社に警告。KFDAは青少年向けに、“エナジードリンク”などによるカフェインの取りすぎについて注意喚起を行う。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.08(2012.04.18)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。EU加盟国の委員会は、日本産製品について放射性物質に関する日本の新基準採用を決議した。EFSAの科学会議はごく微量な化学物質の影響とリスク評価について議論する。オーストラリアの検疫が押収した漢方薬から、絶滅危惧種由来の成分が検出された。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.07(2012.04.4)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。食品中の発がん物質のコントロールについて、欧州食品安全機関(EFSA)は暴露マージン・アプローチを採用すると発表した。「できるだけ少なく」から「有害な量と実際の摂取量の差を評価する」へのシフト。一方、米国国防総省は軍施設でDMAAを含む製品の販売を中止。集中力を高めるなどとするサプリメント。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.06(2012.03.21)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。EFSAがリスク評価に用いるデフォルト値(既定値として用いる標準値)のガイダンスを公表。日本との違いに注意。EFSAはまた、コメの農薬の最大残留基準値(MRL)を緩和。科学的根拠に基づいて日本に足並みをそろえた形。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.05(2012.03.7)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、グルコサミンは抗血液凝固薬の効果を増強し、出血につながるリスクを指摘している。カナダ食品検査庁(CFIA)は、8月にスタートする新しい食物アレルゲン表示について事業者に注意を呼びかけている。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.04(2012.02.22)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ドイツではヨウ素欠乏予防が取り組まれているが、日本ではむしろ過剰摂取が問題になる地域であることに注意。米国でオーガニック玄米シロップを含む製品からのヒ素検出が発表され、FDAが声明を発表している。米国国家毒性プログラム(NTP)は、イチョウ抽出物についてファクトシートを発表。リスクがある半面、有効性を示す試験結果はない。