食品安全情報(化学物質)

核技術を用いたシガテラの観測

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際原子力機関は、核および同位体技術を通じてシガテラのモニタリング能力を構築している。欧州食品安全機関は食品のリスク-ベネフィット評価に関するガイダンスを更新した。フランス当局は、アスリート用サプリ等に関するリスクを改めて警告している。米国FDAは食品中のマイクロプラスチックに関するウェブサイトを開設した。 […]
食品安全情報(化学物質)

消費者は天然物のリスクを軽視

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。シンガポール食品庁とFAOの科学者は、新規食品(NFPS)の安全性を検証する新しいレビューを発表した。ドイツ当局は、食品のリスクについて、多くの人々は天然由来リスクを過小評価し、合成由来リスクは過大評価する傾向にあることを指摘している。今年の世界食品安全デー(世界食品安全の日。6月7日)のテーマは「食品安全 […]
食品安全情報(化学物質)

欧州の新しいゲノム技術規制案

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。新しいゲノム技術で生産される植物に関する欧州委員会の新しい提案について欧州議会が投票を行い採択した。欧州委員会はビスフェノールAに関する新しい規則案についてパブリックコメント募集している。FDAはクロルピリホスが残留に関する業界向けガイダンスを撤回した。
食品安全情報(化学物質)

プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。
食品安全情報(化学物質)

優先アレルゲンの見直しと閾値

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス食品表示部会へ優先アレルゲンの閾値について助言を提供するための第2回FAO/WHO合同特別専門家会合が開催された。米国食品医薬品局は、子供向け加工食品中の鉛のアクションレベルに関するガイダンス案を発表した。フィリピンでβカロテンが豊富なMalusogライス100t以上が初めて収穫された。
食品安全情報(化学物質)

キノコ採取に関する重要な助言

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOはマイクロプラスチックに関して食品や空気中も含めた包括的な暴露による健康リスクに関する報告書を発表したが、現時点ではデータが不足しており、ヒトに対する暴露評価やリスク評価を行うことができないとしている。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、キノコ採取に関する重要な助言を紹介している。
食品安全情報(化学物質)

ウコン摂取のリスクと注意喚起

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英仏の3つの機関が、ターメリック(ウコン)とそのサプリメントに関する記事を報告した。欧州各国ではターメリック摂取に関する注意が喚起されている。ロシアによるウクライナ侵攻の結果起こり得る食品や飼料供給不足に対処するための、国家リスク管理対策に関する議論を支援するための資料を提供している。
食品安全情報(化学物質)

大麻草成分の安全性を調べる

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)は大麻草成分のカンナビジオール(CBD)の評価を進めている。米国FDAはダイエタリーサプメントに関する新たな教育計画を開始した。世界食品安全デー関連記事を別添としてまとめた。
食品安全情報(化学物質)

ゲノム編集肉牛のリスク判断

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アイルランド食品安全局(FSAI)の「食品安全研究の優先項目2022」には、食品安全分野の研究課題を具体的にまとめている。米国食品医薬品局(FDA)は、ゲノム編集肉牛とそれに由来する製品に安全上の懸念はないと判断した。FDA食品安全近代化法(FSMA)の最終規則は、テロ行為などの意図的異物混入の防止が目的。
食品安全情報(化学物質)

豪で食品データベース構築開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ヨーロッパの事例で、家畜への使用が禁止されている動物用医薬品を確認するための既存の方法が有効でない可能性が示唆されている。オーストラリアで食品と飲料品の情報を集約してオンラインで公開するデータベースの構築がスタートした。マイクロプラスチックのヒトへのリスクはまだ評価できない。
食品安全情報(化学物質)

韓国産ラーメンのEUへの対応

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.19(2021.09.15)を発表した。また、EUへ輸出したラーメンにおける2-クロロエタノール検出についてを食品安全情報(化学物質)No.19(2021.09.15)別添として発表した。
食品安全情報(化学物質)

ウコン含有サプリなど問題に

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.20(2020.09.30)を発表した。また、ニュージーランド一次産業省(MPI:Ministry of Primary Industry)によるグリホサートに関するレポートを食品安全情報(化学物質)No.20(2020.09.30)別添として発表した。