食品安全情報(微生物)

非定型スクレイピーの知見不足

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州で発生した複数の非定型スクレイピーのアウトブレイクに関連し、2年間にわたる強化モニタリングが実施された。カナダでキムチに関連してO157感染アウトブレイクが発生し、当局が回収警報を発出し、対象のキムチおよびこれらを使用した製品の喫食・使用・販売・提供をしないよう注意喚起している。
食品安全情報(微生物)

公衆衛生業務とデジタル技術

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州疾病予防管理センターは、技術の進歩について評価を行うプロジェクトを展開している。アイルランド食品安全局は、食品事業者に適切な食品安全文化の構築・維持・実践を求める規則として最近施行されたEU規則について議論する公開討論会を主催した。
食品安全情報(微生物)

包装済みサラダに関連の感染症

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で、包装済みサラダに関連して複数の異なる事象が発生している。O157感染アウトブレイクが1件、リステリアが2件である。カナダでは冷凍粒トウモロコシに関連のサルモネラ感染が発生している。欧州の複数の国で輸入ゴマ製品に関連のサルモネラ感染が発生している。
食品安全情報(微生物)

INFOSAN対応例過去最多

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。2021年第3四半期に国際食品安全当局ネットワーク事務局が対応した食品安全事例は計65件であった。米国で2021年2月〜7月に発生した冷凍加熱済みエビに関連のサルモネラ感染アウトブレイクの感染源は、輸入検査のため採取されたエビ1検体で確認された。
食品安全情報(微生物)

輸入メロンに関連のサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州疾病予防管理センターの報告書によると、2021年3月〜7月にEU12カ国および英国からサルモネラ感染確定患者が348人報告された。原因は輸入メロンと推定され、ホンジュラスの生産業者が輸出したバッチ由来のガリアメロンが原因食品である可能性が高いとされている。
食品安全情報(微生物)

ベビーリーフ関連のO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でホウレンソウのベビーリーフ関連の大腸菌O157:H7感染アウトブレイクが発生している。同じく米国でタマネギに関連のサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。カナダでは感染源がまだ特定されていないサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。
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スティックサラミのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でスティックサラミに関連して複数州にわたり発生しているサルモネラ感染アウトブレイクが発生した。欧州食品安全機関は家禽の衛生にとって脅威となる伝染病の原因である抗菌剤耐性菌の評価を行い、EU域内で最も重要な抗菌剤耐性菌は大腸菌と腸球菌2種としている。
食品安全情報(微生物)

牛のと畜の新HACCPモデル

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国農務省食品安全検査局は牛のと畜に関するHACCPモデルを更新した。米国疾病予防管理センターほか当局はタマネギに関連して発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査している。欧州食品安全機関の栄養・新開発食品・食品アレルゲンに関する科学パネルはイエローミールワーム製品についての意見を発表した。
食品安全情報(微生物)

コオロギ食品の安全性を評価

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国農務省食品安全検査局のウシのと畜場および牛肉加工施設関連のガイドラインを改定した。米国で水産食品に関連のサルモネラ感染アウトブレイクが発生し、アウトブレイク株が検出された会社の製品回収が始まった。欧州食品安全機関の栄養・新開発食品・食品アレルゲンに関する科学パネルはコオロギ製品についての意見を発表した。