新読み書きバイオ

2年目実施へ。宮崎大学の遺伝子組換えワタ試験栽培

宮崎大学国際連携センターは2011年度遺伝子組換えワタ隔離圃場試験の結果報告を行い、来年度引き続き行う試験栽培計画の説明を行った。この間、遺伝子組換え作物の栽培に反対する組織が、大学と県に対して試験栽培中止などを求めて署名活動を展開した。しかし宮崎県は、宮崎大学に対して試験栽培中止を申し入れないことと、遺伝子組換え作物栽培の規制条例を策定する計画がないことを回答した。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.10(2011.05.18)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.10(2011.05.18)の注目キーワードは、飼料中のナノ物質、お役所仕事、FDAの逆襲、生食、などだ。
新読み書きバイオ

不分別飼料を使う勇気

2011年4月4日、生活クラブは、飼料サイロおよび配合飼料工場(八戸・石巻・花巻・鹿島)の損傷によりNON-GMO配合飼料が製造できなくなったために、緊急措置として不分別(GMO)の配合飼料の給餌を始めたことをホームページで発表しました(生活クラブ「災害対策・第24報」)。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.09(2011.05.02)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.09(2011.05.02)の注目キーワードは、タバコ、運動、飲酒、食生活、そしてハーブを原料とする治療薬の登録制、などだ […]
新読み書きバイオ

遺伝子組換え作物研究の灯を消さないで

科学は専門家だけのものではなく、生活するすべての人のものです。よりよい暮らしと仕事のために、「読み書きそろばん」と同じように科学を理解し、つかいこなす力を身に付けましょう。今回は23年度に計画されている宮崎大学の遺伝子組換え作物の試験栽培をめぐり、心配していることをお話します。
農林・水産

バイオ作物懇話会が「遺伝子組換え作物の研究開発と野外栽培試験に関する署名」を募集

バイオ作物懇話会(事務局宮崎市・長友勝利代表)は、「遺伝子組換え作物の研究開発と野外栽培試験に関する署名」を集める活動を行っている。宮崎大学で行われている遺伝子組換えワタの隔離試験栽培に対する反対運動に対して、生産者、研究者、消費者、遺伝子組換え技術に携わる企業等の要望を伝える考え。3月10日を目処にとりまとめ、宮崎県に提出する。
インディ500
技と絆でひらく

自動車燃料としてのエタノール大量生産と食糧問題

縮小する市場、競争相手は巨大企業、超高価格、信頼性なし、見えない販売の現場――五重苦に悩まされていた、日本における米国製オートバイ「ハーレーダビッドソン」。そのブランドを建て直し、日本で最も売れるオートバイに返り咲かせた立役者、アンクル・アウルこと奥井俊史氏が、食ビジネスを新しい視点で観察し、提言します。
農林・水産

WikiLeaksに現れたGMO

2010年3月の日経BP社のウェブマガジン「FoodScience」のサイト閉鎖に伴い、遺伝子組換え食品・作物の国際動向について宗谷 敏名義で約7年間書き継いできた「GMOワールド」もいったん終了させました。  同じ「FoodScience」に「食の損得勘定」を連載していた齋藤訓之氏が、この度新しいサイト「FoodWatchJapan」を立ち上げられたので、ご祝儀代わりにスポットで1本寄稿させてい […]
戦術・戦略

2010年食の10大ニュース[6]

「2010年食の10大ニュース」は予想以上に各界の皆様からご協力をいただきました。食について、正しい情報、真に有益な情報を発信したいという皆様の情熱の強さに改めて敬意を表し、ご協力に感謝申し上げます。  そして、FoodWatchJapanをご覧くださっている皆様の情熱も感じております。仕事納めが終わった後も閲覧数は高く、スタッフ一同冥利に尽きることと存じ、読者の皆様に感謝申し上げます。 「201 […]
農林・水産

2010年食の10大ニュース[5]

「2010年食の10大ニュース」、3日目は、元ハーレーダビッドソンジャパン社長の奥井俊史さん、宮城大学教授の三石誠司さん、そして穀物関係機関勤務のコロさん(匿名)からいただいた記事をご紹介します。
製造・物流

2010年食の10大ニュース[1]

2010年もあとわずか。今年も食にまつわる話題は数多く、それぞれの話題がかかわる領域、影響を与える領域も多岐にわたりました。それらを振り返りながら、来る年に備え、夢も膨らませたいものです。  そこでFoodWatchJapanは、食の科学、技術、流通に造詣の深い識者の方々に「2010年食の10大ニュース」をピックアップしてもらいました。トップバッターは食品技術士の横山勉さんです。