食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.05(2012.03.7)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、グルコサミンは抗血液凝固薬の効果を増強し、出血につながるリスクを指摘している。カナダ食品検査庁(CFIA)は、8月にスタートする新しい食物アレルゲン表示について事業者に注意を呼びかけている。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.04(2012.02.22)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ドイツではヨウ素欠乏予防が取り組まれているが、日本ではむしろ過剰摂取が問題になる地域であることに注意。米国でオーガニック玄米シロップを含む製品からのヒ素検出が発表され、FDAが声明を発表している。米国国家毒性プログラム(NTP)は、イチョウ抽出物についてファクトシートを発表。リスクがある半面、有効性を示す試験結果はない。
ダイズはマメ科ダイズ属の一年生植物
大豆変身物語

ダイズという植物の特徴

マメ科植物は種類も多く、農作物としても重要なグループである。その中のダイズは他のマメ科植物と同じく、やせ地でも育ち、一方水はけの悪い土地には向かないなどの特徴がある。日本は多様なダイズ品種を持ち、地域や用途によって適したものを選ぶことができる。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.03(2012.02.8)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。痩身用、性機能増強用として販売されている製品について、各国の機関が違法成分検出や健康被害の事例を示して注意を呼びかけている。これらは国内でも入手可能なものなので、十分注意されたい。一方、欧州委員会(EC)の食品照射年次報告書が発表された。カエルの脚に次いで照射が多かったのは家禽であった。
新読み書きバイオ

シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物」報告(2)

2011年12月、シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物~将来の90億人を養うために今考えること」が開催された。出席したNPOくらしとバイオプラザ21の佐々義子氏に、その報告を記してもらった。営農面からの見解、有機農業と遺伝子組換え技術のそれぞれが目指すべきものの指摘。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.01(2012.01.11)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。英国食品基準庁(FSA)主任科学者は、消費者の歪んだリスク認知が政策に影響することを心配している。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、抗菌剤は適切に使用すれば食品の健康リスクとはならないことを指摘している。
科学・法令

2011年食の10大ニュース[11]

東日本大震災が起こり、特定の食品が売切れたり、食品からの放射能が検出された出荷が停止され、戦後、初めて食料不足を経験した世代が多くあった(3月11日~)。 放射線、放射能のリスクに関する情報提供とその伝え方に注目が集まった(3月11日~)。 生活クラブが震災で畜産飼料の入手が不可能になり、数カ月間、遺伝子組換え不分別飼料を利用し、そのことを公表した(4月4日)。 ユッケによる食中毒が起った(4月1 […]
農林・水産

2011年食の10大ニュース[6]

畜産業界の東日本大震災からの奇跡的復興 福島第一原子力発電所からの避難と被害 放射性物質基準値の科学的根拠と検査、検査、検査…… 震災後の被災地で日本の食品流通の底力発揮 遺伝子組換えレインボーパパイヤの承認 TPPの協議に日本も参加の意思を表明 牛肉の生食を厚労省が禁止 米国で大干ばつも、穀物生産量減は最小に収まる 米国産非遺伝子組換えトウモロコシの供給システムを全農が構築 宮城大学の三石誠司教 […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.26(2011.12.26)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ECの科学委員会は、リスク評価者とリスク管理者の対話、リスク評価でのコスト考慮が必要と指摘している。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は、妊婦や授乳中の女性のヨウ素過剰摂取に注意を喚起している。韓国食品医薬品安全庁(KFDA)の調査によれば、日本人の摂取量が多い重金属はカドミウムと総ヒ素。