食品安全情報(化学物質)

太平洋の水産物の放射性物質

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.25(2012.12.12)を発表した。ECは太平洋地域産の水産物における放射性物質モニタリングに関する勧告の継続を決定した。BfRは、アドベントカレンダー(クリスマスまで1日ずつ窓を開けていくカレンダー)に入っているチョコレートから、ミネラルオイルが検出されたと発表した。FSAは、アレルゲン情報の提供状況について食品事業者に対し電話調査を […]
技術士からの提言(Y)

アレルギー「なぞなぞ表記」の疑問

いきなりだが、次の「なぞなぞ」めいた文章の意味について、お考えいただきたい。 本製品は、落花生(特定原材料等の名称)を使用した設備で製造しています。 トウモロコシの輸送設備等は、ダイズ/コムギの輸送にも使用しています。 本製品で使用しているアサリには、カニが共生しています。 本製品のシラスは、カニが混ざる漁法で採取しています。 本製品で使用しているイトヨリダイは、エビを食べています。 さて、その「 […]
Maryanskiのバイテクと食品安全考

バイテク作物の新しいたんぱく質に対するアレルギー反応の可能性評価――開発企業や規制当局には困難な課題/Assessing the Possibility of Allergic Reactions to New Proteins in Biotech Crops Poses a Difficult Challenge for Industry and Regulators

現代バイオテクノロジーは、植物育種家に多様な生物に由来する潜在的に有用な形質(遺伝子)を利用する道を開いた。遺伝子導入方法を用いて得られた経験から、遺伝子は新しい宿主において予想通りに機能するということが示されており、従って現代バイオ技術を用いることによって特有のリスクが生じることはない。ある遺伝子の発現産物は通常たんぱく質であり、バイテク食品中のそういった新しいたんぱく質の安全性は、安全性評価の […]