食品安全情報(化学物質)

ヒマワリ油代替原料への対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁とスコットランド食品基準庁は、ウクライナ紛争の影響でヒマワリ油の供給が逼迫する可能性を受けて、ヒマワリ油の精製菜種油への代替に関するリスク評価を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、食用にできる植物と有毒植物の誤認による食中毒について注意を呼び掛けている。
食品安全情報(化学物質)

ゲノム編集肉牛のリスク判断

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アイルランド食品安全局(FSAI)の「食品安全研究の優先項目2022」には、食品安全分野の研究課題を具体的にまとめている。米国食品医薬品局(FDA)は、ゲノム編集肉牛とそれに由来する製品に安全上の懸念はないと判断した。FDA食品安全近代化法(FSMA)の最終規則は、テロ行為などの意図的異物混入の防止が目的。
食品安全情報(化学物質)

やめて!プッシュポップで製菓

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、玩具のプッシュポップを調理に使うと有害な物質が食品に移行する可能性があると指摘している。EFSAは飼料添加物エトキシキンの安全性の再評価を行った。また、EFSAはエチレンオキシドの代謝物である2-クロロエタノールの遺伝毒性について検討したが結論は出なかった。
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クロルピリホスを食品から排除

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国環境保護庁(EPA)は食品に使用されるクロルピリホスのすべてのトレランスを取り下げた。エチレンオキシド(ETO)に関する技術会議にEU加盟国、ノルウェー、スイス、欧州食品安全機関(EFSA)、欧州委員会、EUリファレンスラボが出席した。ドイツ当局はニコチンパウチの健康リスク評価を行った。
食品安全情報(化学物質)

食品汚染物質の優先順位付け

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。フィンランド当局は食品汚染物質について消費者を対象に優先順位付けを行った。韓国は有害な物質の日常の摂取を管理するための法律を施行した。EUで改正動物用医薬品規制が施行され、予防目的の医薬品入り飼料が禁止となった。EUと米国の間で食品安全システムの同等性が確認され、二枚貝の貿易が再開されることになった。
食品安全情報(化学物質)

欧州が二酸化チタン禁止を採択

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会は二酸化チタンの食品添加物としての使用禁止を採択した。これに関するEFSAの意見書に対して英国の毒性委員会と変異原性委員会が評価を行い、それぞれの見解を公表した。一方、国連食糧農業機関が公表した報告書は、緊急に是正措置を講じない限り、SDGsの目標は世界レベルで達成不可能と示唆している。 【COT […]
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FDAが危険食品データを公開

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは報告対象食品登録(RFR)の過去データを誰でも閲覧できるダッシュボードを公開した。WHOはプロ向けの「WHO食品安全実践コミュニティ」を開設した。また、今号ではBfRによる日用品のビスフェノールAに関するFAQを別添ファイルとしてまとめている。
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アラビアガムは食物繊維と提案

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が複数の化学物質への混合暴露に関するガイダンス文書案についてのパブリックコメントを公表した。ドイツBfRによると、サプリのクルクミンはADIを超えている可能性がある。FDAはアラビアガムを食物繊維に含めた。
食品安全情報(化学物質)

健康リスク評価のツールキット

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOが化学物質による健康リスク評価のためのツールキットをリリースした。吸入製品には違法に効能効果を表示しているものがある。英国食品基準庁は日本から英国に輸入される食品の放射性セシウムの上限値である100Bq/kgを撤廃してもリスクの増加は無視できると結論づけ、意見を募集している。
食品安全情報(化学物質)

ハーブとスパイスの食品偽装

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会が6種類のハーブとスパイスを分析したところ、6%〜48%のサンプルに混入リスクがあると判断された。フランスでは公共飲料水供給ネットワークの4%が今でもアスベストセメント製であることを受けて、アスベストを飲み込むことによるハザードの可能性について科学的文献レビューを実施した。
食品安全情報(化学物質)

豪で食品データベース構築開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ヨーロッパの事例で、家畜への使用が禁止されている動物用医薬品を確認するための既存の方法が有効でない可能性が示唆されている。オーストラリアで食品と飲料品の情報を集約してオンラインで公開するデータベースの構築がスタートした。マイクロプラスチックのヒトへのリスクはまだ評価できない。
食品安全情報(化学物質)

EUの二酸化チタン取扱の行方

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の二酸化チタンの使用認可を取り下げるという提案をEU加盟国が了承したことについて欧州議会および理事会の意見を待つターム。CDCは子供の血中鉛濃度参照値を更新した。米国環境保護庁は、PFASに含まれるGenX化合物に関する最終的なヒト健康毒性評価の結果を発表した。
食品安全情報(化学物質)

米国は詐欺的体験談の監視強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国連邦取引委員会は宣伝に詐欺的な体験談を使用した場合に多額の制裁金が発生する可能性があると通知した。米国食品医薬品局はナトリウム摂取量を減らすための支援として事業者向けガイダンスを発表した。米国環境保護庁長官はPFAS(パー及びポリフルオロアルキル化合物)汚染に対する戦略的ロードマップを発表した。
食品安全情報(化学物質)

英もゲノム編集の研究を容易に

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリス政府は遺伝子組換えの規制上の定義を見直し、ゲノム編集などの研究開発を容易にする。米国下院小委員会は市販のベビーフードから高濃度の重金属が検出されているとして、FDAと業界に向けてそれぞれ勧告を行った。9月29日の第2回国際食品ロス・廃棄啓発デーにあたり、FAOは6つのメッセージを発表した。