食品安全情報(微生物)

メキシコ産キュウリの食中毒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。CDC、FDA、複数州の当局は、19州で68人が感染したサルモネラ感染アウトブレイクを調査している。感染源はメキシコ産キュウリで、FDAは単一の栽培業者を特定した。多数の業者が対象のキュウリとそれを使用した製品を回収中。CDCは回収対象品について注意喚起、FDAは輸入業者と対応を継続。 注目記事 【米国】キ […]
食品安全情報(化学物質)

飼育や環境表示の裏付け強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際がん研究機関(IARC)がモノグラフ134巻を発表した。米国食品安全検査局(FSIS)は新しいスクリーニング法を導入する。米国農務省(USDA)は動物飼育および環境関連の強調表示の裏付けを強化する。オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)はパラコートとジクワットの規制を再検討している。 注目記事 […]
食品安全情報(化学物質)

FDAが水素添加油の措置完了

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは部分水素添加油に対する最終行政措置を完了する。米国でシナモンアップルソースパウチに高濃度の鉛が含まれていた問題で、FDAとCDCがそれぞれ調査を進めている。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局に、ニホンウズラ由来の培養細胞を新規食品成分として使用することについて認可を求める申請が提出された。
食品安全情報(化学物質)

高濃度の鉛含む可能性で回収

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAO/WHOは、食物アレルゲンのリスク評価:パート5を発表。大豆など、以前の評価で世界的な優先アレルゲンと判断されなかった食品のRfDを提示した。FDAは高濃度の鉛を含む可能性がある製品について勧告を行っている。FDAはまた、臭素化植物油(BVO)の食品添加物としての使用認可を取り下げを提案している。
食品安全情報(化学物質)

減農薬・減肥料の潜在的リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関は食品分野の新興リスクに関する技術的報告書を発表。これには農薬や肥料の使用減少に関連する潜在的な新興リスクの指摘が含まれる。欧州化学品庁は、PFAS規制案の提出を受けた。欧州委員会は亜硝酸塩および硝酸塩の関連規則を改正した。
スクリーンの餐

培養肉の進歩と課題がわかる

日本でも6月9日から公開となった、リズ・マーシャル監督作品「ミート・ザ・フューチャー 培養肉で変わる未来の食卓」の英語原題「MEAT THE FUTURE」のミートは、meet(出会う)ではなく肉のmeatである。
食品安全情報(化学物質)

プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。
食品安全情報(微生物)

欧州チキンのサルモネラリスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州と米国で2017年6月以降に発生し現在も継続しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、EUの家禽肉生産チェーンにおいて関連株のクローンが蔓延していることが示された。ドイツ当局の調査によると、肥育動物への抗生物質の使用は次第に減少している。
食品安全情報(化学物質)

欧州がグリホサートの認可延長

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)はグリホサートの認可更新の可否について期日までに合意できず、関連規則に基づき認可を2023年12月15日まで延長した。ビタミンとミネラルはヒトの生理機能に不可欠であっても過剰摂取による有害影響を生じる可能性もあり、それに関連する報告の例を挙げる。
食品安全情報(化学物質)

「食品安全文化」推進の時代へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス委員会文書に「食品安全文化」が明記されたこともあり、この概念の政策への導入が進められている。FDAは食品安全文化に関する科学文献の系統的レビューを実施した。オーストラリア・ニュージーランドでベビーホウレンソウ製品への植物素材の混入があり、大規模なリコールを発表している。
食品安全情報(化学物質)

大麻草成分の安全性を調べる

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)は大麻草成分のカンナビジオール(CBD)の評価を進めている。米国FDAはダイエタリーサプメントに関する新たな教育計画を開始した。世界食品安全デー関連記事を別添としてまとめた。
食品安全情報(微生物)

有機いちごが関連のA型肝炎

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国とカナダで、有機生鮮イチゴに関連している可能性があるA型肝炎アウトブレイクが発生しており、当局が調査している。懸念のあるイチゴはすでに販売されていないが、保存されていた箇所の消毒などの助言がある。
食品安全情報(微生物)

輸入メロンに関連のサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州疾病予防管理センターの報告書によると、2021年3月〜7月にEU12カ国および英国からサルモネラ感染確定患者が348人報告された。原因は輸入メロンと推定され、ホンジュラスの生産業者が輸出したバッチ由来のガリアメロンが原因食品である可能性が高いとされている。
食品安全情報(化学物質)

豪で食品データベース構築開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ヨーロッパの事例で、家畜への使用が禁止されている動物用医薬品を確認するための既存の方法が有効でない可能性が示唆されている。オーストラリアで食品と飲料品の情報を集約してオンラインで公開するデータベースの構築がスタートした。マイクロプラスチックのヒトへのリスクはまだ評価できない。