食品安全情報(化学物質)

太平洋の水産物の放射性物質

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.25(2012.12.12)を発表した。ECは太平洋地域産の水産物における放射性物質モニタリングに関する勧告の継続を決定した。BfRは、アドベントカレンダー(クリスマスまで1日ずつ窓を開けていくカレンダー)に入っているチョコレートから、ミネラルオイルが検出されたと発表した。FSAは、アレルゲン情報の提供状況について食品事業者に対し電話調査を […]
食品安全情報(化学物質)

リスク評価の新課題への対応

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.22(2012.10.31)を発表した。ECは環境とヒトの健康について、食品以外のリスク評価課題の意見の募集を開始した。韓国KFDAは来年から始まるカフェイン関連に規制に先立ち、国内流通中の“エナジードリンクなど”カフェイン含有量の調査結果を発表した。
食品安全情報(化学物質)

欧州食品安全機関のリスコミ

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.15(2012.07.25)を発表した。EFSAは欧州人の食事由来の鉛暴露の推定値を発表した。また、食品安全システム上のリスクコミュニケーションを強化するための実用的ガイドラインを発表した。FSAは英国の“食品衛生格付け方式(FHRS)等の取り組みを加速。店舗の衛生状態を格付けし、店頭表示を推奨している。
食品安全情報(化学物質)

「低用量仮説」はあるのか?

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.13(2012.06.13)を発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は「低用量仮説」について中立としながらも多数の科学者は否定的に見ていることを確認した。DMAAまたは1,3-ジメチルアミルアミンを含む食品について、米国に続いてオーストラリアも警告を発した。米国農務省(USDA)は食品の酸素ラジカル吸収能(ORAC)がヒトの体で抗酸化作用を […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.05(2012.03.7)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、グルコサミンは抗血液凝固薬の効果を増強し、出血につながるリスクを指摘している。カナダ食品検査庁(CFIA)は、8月にスタートする新しい食物アレルゲン表示について事業者に注意を呼びかけている。
ダイズはマメ科ダイズ属の一年生植物
大豆変身物語

ダイズという植物の特徴

マメ科植物は種類も多く、農作物としても重要なグループである。その中のダイズは他のマメ科植物と同じく、やせ地でも育ち、一方水はけの悪い土地には向かないなどの特徴がある。日本は多様なダイズ品種を持ち、地域や用途によって適したものを選ぶことができる。
新読み書きバイオ

シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物」報告(2)

2011年12月、シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物~将来の90億人を養うために今考えること」が開催された。出席したNPOくらしとバイオプラザ21の佐々義子氏に、その報告を記してもらった。営農面からの見解、有機農業と遺伝子組換え技術のそれぞれが目指すべきものの指摘。
科学・法令

2011年食の10大ニュース[2]

海外の食品安全関連情報を紹介する「食品安全情報(化学物質)」の記事の中からピックアップしました。番号を付けていますが順不同です(執筆:登田美桜・畝山智香子)。 世界各国:東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて各国が対応 米国:食品安全近代化法(Food Safety Modernization Act)制定 台湾:食品及び飲料のフタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)汚染 ドイツ:飼料及び食品のダ […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.20(2011.10.05)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。欧州食品安全機関は、遺伝毒性試験戦略について意見を出した。また、EUは新しい食品表示規制を合意したが、これにはレストランのアレルゲン表示や、飲料のカフェインの表示などについての新たな義務を含む。そして、キノコ中毒に注意。
製造・物流

「食品開発展2011」に放射能測定機器や分析検査機器が出展予定

第22回となる「食品開発展2011」が、2011年10月5日~7日、東京ビッグサイトで開催される。今回は、東京電力福島原発事故による放射能汚染問題が食品業界でも深刻化する中、食品開発展事務局では食品の放射能測定機器や分析検査機器の出展があることをアピールしている。