2010年も今日で終わり。特集「2010年食の10大ニュース」も本日が最終日です。8名の方々の記事をお届けします。(FoodWatchJapan 齋藤訓之)
- 毒キノコによる食中毒の多発
- 窒息事故(こんにゃく入りゼリー)関連のリスク評価とリスク管理
- 宮崎県での口蹄疫発生
- トランス脂肪酸等を含む栄養成分表示の検討開始
- 中国でメラミン汚染乳製品が再び見つかる
- 遺伝子組換えパパイヤの表示を審議
- 中国で冷凍餃子事件の被疑者逮捕
- 食品ナノテクへの関心が高まる
- 米粉が人気
- 弁当男子に続き、イクメン・カジメン定着?
1. 毒キノコによる食中毒の多発
事件数、患者数とも前年の倍以上。厚生労働省の自然毒のリスクプロファイルが参考情報として有用。
2. 窒息事故(こんにゃく入りゼリー)関連のリスク評価とリスク管理
リスク評価では“成長段階に合わせた食べ方・食べさせ方”についても言及。リスク管理では今のところ、こんにゃくゼリーへの対応が目立つ。
4. トランス脂肪酸を含む栄養表示の検討開始
消費者庁の栄養成分表示検討会が2011年7月頃に報告書をとりまとめる見通し。
5. 中国でメラミン汚染乳製品が見つかる
2008年に回収した残りが出回り、中国政府が対策を強化。
6. 遺伝子組換えパパイヤの表示を審議
米国では1999年から食べられている「レインボーパパイヤ」。日本では、2009年にリスク評価が終了し、現在、消費者委員会で表示を審議中。
8. 食品ナノテクへの関心が高まる
ナノテクとは何なのか、消費者・消費者団体への情報提供がもっと必要なのでは?
9. 米粉が人気
ついに、コメからパンが焼けるパン焼き機も開発されて話題に。
10. 弁当男子に続き、イクメン・カジメン定着?
リスクコミュニケーションに男性消費者の視点もほしい。
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- 《特別企画》2010年食の10大ニュース[一覧]