ピーマン、レタス、トマト増

東京都中央卸売市場（東京都中央卸売市場大田市場業務課）が発表した2025年2月第4週（2025年2月21日〜2025年2月27日）の概況より。
開市日数は、今週4日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,462t（前週比120％、前年同期比115％）。

日ごとの動き

前週比ではピーマン、レタス、トマト等が増加したため、20％の増加となった。

前年同期比ではブロッコリー、じゃがいも、ごぼうが減少したが、たまねぎ、だいこん、なましいたけ等が増加したため、15％の増加となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で強保合となった。

だいこん　神奈川県,千葉県等から入荷し、前週比で21％の増加となった。神奈川県産の価格は強保合となった。

にんじん　千葉県を中心に鹿児島県等から入荷し、前週比で18％の増加となった。千葉県産の価格は強保合となった。

キャベツ　愛知県、千葉県等から入荷し、前週比で30％の大幅な増加となった。連休明け以降入荷量が増加し、愛知県産の価格は弱含みとなった。

レタス　静岡県、茨城県等から入荷し、前週比で35％の大幅な増加となった。静岡県産の価格は弱保合となった。

はくさい　茨城県を中心に群馬県等から入荷し、前週比で10％の増加となった。茨城県産の価格は保合となった。

ほうれんそう　茨城県を中心に群馬県等から入荷し、前週比で17％の増加となった。茨城県産の価格は弱含みとなった。

ねぎ　千葉県を中心に埼玉県等から入荷し、前週比で19％の増加となった。連休中の特売需要等から相場は強い状態が続き、千葉県産の価格は強保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に千葉県等から入荷し、前週比で25％の増加となった。晴天が続き、各産地一定量の入荷があった。ただし、特売以外の引き合いは弱く、宮崎県産の価格は弱保合となった。

トマト　熊本県を中心に栃木県等から入荷し、前週比で31％の大幅な増加となった。寒さが緩んで以降は荷動きが回復し、熊本県産の価格は保合となった。

ピーマン　宮崎県を中心に高知県等から入荷し、前週比で38％の大幅な増加となった。宮崎県産の価格は保合となった。

じゃがいも　北海道を中心に鹿児島県等から入荷し、前週比で16％の増加となった。北海道産の価格は弱保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷し、前週比で21％の増加となった。北海道産の価格は弱保合となった。

品目別の動き

参考：卸売市場で使う市況用語メモ

入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。

東京都中央卸売市場週間市況（東京都中央卸売市場大田市場業務課）

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/