かぼちゃ、トマトなどが増加

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2023年12月第1週（12月1日〜12月7日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,582t（前週比101％、前年同期比96％）。

日ごとの動き

前週比ではなましいたけ、ブロッコリー、ピーマン等が減少したが、かぼちゃ、ミニトマト、トマト等が増加したため、1％の微増となった。

前年同期比ではきゅうり、じゃがいも、かぶ等が増加したが、レタス、ごぼう、ブロッコリー等が減少したため、4％の減少となった。

市況は、前週比は保合、前年同期比は強含みとなった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から入荷したが、前週比で3％の減少となった。荷動きはまずまず良好で、千葉県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から安定して入荷したことから、前週比で8％の増加となった。千葉県産の価格は強保合となった。

はくさい　茨城県を中心に入荷したが、前週比で4％の減少となった。荷動きはまずまずながらも全体量は十分なため、茨城県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県、茨城県等から入荷し、前週比で3％の増加となった。群馬県産の価格は保合となった。

なす　高知県を中心に入荷したが、前週比で10％の減少となった。荷動きは鈍めで、高知県産の価格は保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷し、前週比で18％の増加となった。熊本、愛知県産が増量傾向なことから相場は下落し、熊本県産の価格は弱保合となった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷し、前週比で15％の増加となった。品質が悪いため販売は低調なものの、北海道産の価格は保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷したが、前週比で2％の減少となった。少量だが佐賀県産も入荷している。高値のため荷動きは鈍いものの、北海道産の価格は保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2023年12月第1週）