イワシは青森と長崎主体に入荷

2023年7月第2週(7月7日〜7月13日)

イワシ(イメージ)

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2023年7月第2週(7月7日〜7月13日)の概況より。
12日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
1日平均取扱数量は総量963t(前週比83%、前年同期比90%)。

このうち鮮魚類は513t(前週比99%、前年同期比91%)、冷凍魚類は206t(前週比60%、前年同期比100%)、塩干加工品は244t(前週比82%、前年同期比81%)。

日ごとの動き

7月7日(金) 週末の取引、買い気はおおむね順調。スルメが1割続伸、アジが堅調、カツオは強保合、メジは1〜3割、ブリは1〜2割ともに下落、サバは小甘い、イワシは保合。相場全体では小動き

7月8日(土) 休市前の取引、買い気はまずまず。アジが2〜3割上伸、メジは小反発、イワシはしっかり、カツオは強保合、ブリは弱保合、サバとスルメはともに保合った。相場全体では堅調

7月10日(月) 休市明けの取引、買い気はまずまず。カツオが2〜4割、ブリは2〜3割ともに上伸、スルメは小高い、アジは1〜2割反落、サバとイワシはともに保合。相場全体では続堅調

7月11日(火) 休市前の取引、買い気はまずまず。アジが2割反発、スルメは1割続伸、イワシとメジはともに堅調、カツオはしっかり、ブリは軟調、サバは小甘い。相場全体では小高い

7月13日(木) 休市明けの取引、おおむね順調な荷動き。アジとスルメが続堅調、サバが小反発、イワシは強保合、カツオは小幅下落、ブリが続軟調、メジは小反落。相場全体では区々

品目別の動き

アジ 中型が佐賀、中小型が新潟主体に入荷。数量は前週に比べ38%減少し、価格は中型が3割強高、中小型が2.5割安。

サバ 富山主体に入荷。数量は前週に比べ19%増加し、価格は0.5割強高。

イワシ 青森と長崎主体に入荷。数量は前週に比べ69%増加し、価格はわずかに下落

スルメイカ 福井主体に入荷。数量は前週に比べ7%減少し、価格は2割弱高。

カツオ 宮城主体に入荷。数量は前週に比べ5%増加し、価格は0.5割高。

主な水産物の市況(2023年7月第2週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄高値中値安値前週比中値前年同期比
マグロ36.27799各地19,9806,8021,944160131
海外12,9608,7753,564138110
メバチ4910793各地※冷凍3,2401,0506269869
アジ22.26239佐賀1,7281,220756131226
新潟中小4323422387579
サバ26.3119134富山648400324106109
イワシ20.616969青森ほか1,45838932498116
スルメイカ5.59323福井2,1601,901972119244
冷スルメイカ2.312196各地1,080-810--
サンマ1.3100100各地解凍-1,296-100-
カレイ8.67070北海道756605432112151
青森ほかマコ1,080-324--
北海道アカ86468943298111
北海道アサバ540-432--
ハマチ11116167愛媛ほか野〆1,5121,3501,18810086
塩サケ18.793112北海道トキ-----
北海道アキ1,0801,026972100-
タラ類3.18452岩手ほか-----
宮城ぶわ1,620-1,512--
カツオ42.1105131宮城2,70063727010597
キンメダイ7.99196静岡ほか4,8601,8581,08010899
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。卸売価格(高値、中値、安値)の単位はkg/円。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/