カレイ、サンマ、タラ類など増

2022年9月第2週(9月9日〜9月15日)

カレイ(イメージ)

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2022年9月第2週(9月9日〜9月15日)の概況より。
14日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ4%の増加。
1日平均取扱数量は総量1,005t(前週比103%、前年同期比82%)。

このうち鮮魚類は506t(前年同期比82%)、冷凍魚類は224t(前週比113%、前年同期比85%)、塩干加工品は274t(前週比95%、前年同期比79%)。

日ごとの動き

9月9日(金) 週末の取引、天候の回復が遅れ買い気は振るわず。アジが4〜5割、メジが1〜2割反発、スルメは小高い、サンマは続軟調、サバは弱保合、カツオは小甘い、ブリは小動き、イワシは保合。相場全体ではしっかり

9月10日(土) 休市前の取引、天候が回復し買い気は上向き。サバが2〜3割、ブリが1割上伸、メジが堅調、イワシ、カツオは強保合、サンマは小甘い、アジ、スルメは保合。相場全体では小高い

9月12日(月) 週明けの取引、買い気はまずまず。スルメが2割上伸、アジは堅調、ブリは強保合、イワシは3〜4割下落、サバは2〜3割反落、サンマは区々、カツオは小動き、メジは保合。相場全体では区々

9月13日(火) 休市前の取引、荷動きはやや鈍化。アジが小動き、カツオが小高い、イワシは堅調、メジは強保合、サンマは小安い、スルメ、ブリは弱保合、サバは保合。相場全体では小動き

9月15日(木) 休市明けの取引、買い気は幾分上向き。サバが堅調、アジが2〜3割、イワシ、スルメが2割下落、サンマは小幅続落、メジは軟調、カツオは小動き、ブリは保合。相場全体では軟調

品目別の動き

アジ 中型が鳥取と石川、中小型が宮城主体に入荷。数量は前週に比べ56%減少し、価格は中型が5.5割強高、中小型が4割弱高。

サバ 宮城主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は1割強高。

イワシ 北海道主体に入荷。数量は前週に比べ34%減少し、価格は2割強安。

スルメイカ 北海道と石川主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は1.5割弱高。

カツオ 千葉主体に入荷。数量は前週に比べ15%減少し、価格は2割弱高。

サンマ 北海道主体に入荷。数量は前週に比べ40%増加し、価格は2割弱高。

主な水産物の市況(2022年9月第2週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄高値中値安値前週比中値前年同期比
マグロ38.313391各地19,4406,5632,700132187
海外7,3444,4802,70095125
メバチ44.6124106各地※冷凍2,8081,3391,134100116
アジ14.74427鳥取ほか1,6201,307756157282
宮城中小972810324139130
サバ21.99986宮城1,080454324111107
イワシ9.56688北海道1,6203242167973
スルメイカ14.8101142北海道ほか1,4041,158648114102
冷スルメイカ2.215734各地1,080-810--
サンマ16.514083北海道5,4001,37254011977
各地解凍1,620-756--
カレイ16.6175148北海道756612540108105
宮城ほかマコ1,6201,188432-116
北海道アカ1,0807885409979
北海道アサバ6484102708855
ハマチ6.79473愛媛ほか野〆1,6201,5661,512100121
塩サケ15.67960北海道トキ4,5364,3203,780100-
北海道アキ-----
タラ類8.213287岩手1,188-648--
宮城ぶわ1,512-864--
カツオ228540千葉2,160950432119284
キンメダイ57746東京ほか8,6402,0951,620103129
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。卸売価格(高値、中値、安値)の単位はkg/円。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/