ゴーヤー、だいこんなどが増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年7月第3週（7月15日〜7月21日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,075t（前週比100％、前年同期比101％）。

日ごとの動き

前週比ではかぼちゃ、いんげん、じゃがいも等が減少したが、レイシ（にがうり）、だいこん、はくさいが増加し、増減なしとなった。

前年同期比ではいんげん、かぼちゃ、じゃがいも等が減少したが、オクラ、ブロッコリー、ほうれんそう等が増加したため、1％の増加となった。

市況は前週比で区々、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　北海道、青森県等から入荷し、北海道産の出荷産地が増え、前週比12％の増加となった。北海道産の価格は強保合となった。

にんじん　青森県を中心に北海道等から入荷したが、青森県産が降雨のため数量少なく、前週比6％の減少となった。不足感から相場は上昇し、青森県産の価格は強保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に岩手県等から入荷し、前週比7％の増加となった。全体量は潤沢で相場は下落し、群馬県産の価格は弱保合となった。

レタス　長野県を中心に群馬県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。長野県産の価格は強保合となった。

はくさい　長野県を中心に群馬県等から入荷し、前週比11％の増加となった。荷動きは鈍く、長野県産の価格は弱含みとなった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷し、前週比6％の増加となった。荷動きは鈍化し、群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　茨城県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。数量の少なさから相場は上昇し、茨城県産の価格は強保合となった。

きゅうり　福島県を中心に岩手県等から入荷し、前週比3％の増加となった。福島県産の価格は保合となった。

なす　群馬県を中心に栃木県等から入荷したが、降雨・曇天の日が多く数量減少して、前週比10％の減少となった。品薄で引き合いが強まって相場は上昇し、群馬県産の価格は強含みとなった。

トマト　北海道を中心に青森県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。北海道産の価格は強保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。茨城県の価格は弱含みになった。

じゃがいも　茨城県、静岡県等から入荷したが、静岡県産がピーク過ぎて減少し、前週比12％の減少となった。茨城県産の価格は強保合となった。

たまねぎ　兵庫県を中心に佐賀県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。全体量は多くないものの、気温が高く需要が減退し、兵庫県産の価格は弱含みとなった。

主な農産物（野菜）の市況（2022年7月第3週）