とうもろこし、枝豆が大幅増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年6月第3週（6月17日〜6月23日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,401t（前週比100％、前年同期比99％）。

日ごとの動き

前週比ではうめ、じゃがいも、たまねぎ等が減少したが、とうもろこし、枝豆、ブロッコリーが増加し、増減なしとなった。

前年同期比ではうめ、そらまめ、じゃがいも等が増加したが、レタス、ピーマン、はくさい等が減少したため、1％の微減となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

だいこん　青森県を中心に千葉県等から入荷し、前週比1％の微増となった。全体量が多いため荷動きは鈍く、青森県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、千葉県産が降雨の影響で収穫が進まず、前週比10％の減少となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　千葉県を中心に茨城県等から入荷したが、茨城県産、千葉県産がピーク過ぎて数量減少し、前週比5％の減少となった。荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

レタス　長野県を中心に群馬県等から入荷し、前週比10％の増加となった。荷動きはまずまずで、長野県産の価格は保合となった。

はくさい　長野県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。長野県産の価格は強含みとなった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。群馬県産の価格は強含みとなった。

ねぎ　茨城県を中心に千葉県等から入荷し、前週比増減なしとなった。荷動きはまずまずで、茨城県産の価格は保合となった。

きゅうり　埼玉県を中心に群馬県等から入荷し、関東産、東北産ともに良天候で増量し、前週比11％の増加となった。荷動きは鈍く、埼玉県産の価格は弱含みとなった。

なす　高知県を中心に群馬県等から入荷し、前週比5％の増加となった。高知県産の価格は弱含みとなった。

トマト　栃木県、熊本県等から入荷し、熊本県産が終盤のピークで数量多く、前週比18％の増加となった。全体量の多さから荷動きは鈍化し、栃木県産の価格は強含みとなった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷し、前週比8％の増加となった。全体量増加により荷動きは鈍化し、茨城県の価格は弱保合になった。

じゃがいも　長崎県を中心に静岡県等から入荷したが、前週比18％の減少となった。長崎県産の価格は強保合となった。

たまねぎ　佐賀県、兵庫県等から入荷したが、佐賀県産がピーク過ぎて数量減少し、前週比14％の減少となった。佐賀県産の価格は保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2022年6月第3週）