こだますいか、すいかなど増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年4月第5週（4月29日〜5月5日）の概況より。
開市日数は、今週3日、前週5日、前年4日。
1日平均入荷量は総量1,065t（前週比93％、前年同期比74％）。

日ごとの動き

前週比では、アールスメロン、こだますいか、すいかなどが増加したが、はっさく、清見、不知火などが減少したため、7％の減少となった。

前年同期比では、あまなつかんなどが増加したが、すいか、アンデスメロン、りんごなどが減少したため、26％の減少となった。

市況は前週比では強含み、前年同期比では強保合となった。

品目別の動き

あまなつかん　熊本県、鹿児島県等から入荷したが、前週比15％の減少となった。熊本県産の価格は保合となった。

はっさく　和歌山県を中心に入荷したが、前週比89％の大幅な減少となった。和歌山県産の価格は強保合となった。

不知火　熊本県を中心に佐賀県等から入荷したが、前週比65％の大幅な減少となった。熊本県産の価格は強保合となった。

りんご　青森県産の貯蔵物「サンふじ」中心の入荷から「有袋ふじ」の入荷に切り替わってきている。入荷量は、前週比5％の減少となった。価格は青森県産「ふじ」は強含み、「王林」は保合となった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷したが、前週比25％の減少となった。イタミ果の発生が多くなってきているものの、荷動きはよく、価格は栃木県産「とちおとめ」、静岡県産「紅ほっぺ」、佐賀県産いちごさん」は保合、福岡県産「あまおう」は弱保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷し、前週比44％の大幅な増加となった。静岡県産の価格は強保合となった。

アンデスメロン　熊本県、茨城県等から入荷し、前週比8％の増加となった。引き合いは強く、荷動きはよく、熊本県産の価格は強保合となった。

すいか　熊本県を中心に高知県から入荷し、前週比10％の増加となった。連休中の天気予報がよいことから引き合いは強く、熊本県産の価格は強保合となった。

こだますいか　茨城県を中心に熊本県等から入荷し、前週比16％の増加となった。茨城県産の価格は保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2022年4月第5週）