ごぼう、ブロッコリーなど増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2021年1月第4週（1月22日〜1月28日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量5,373t（前週比96％、前年同期比97％）。

前週比ではごぼう、ブロッコリー、きゅうり等が増加したが、だいこん、にんじん、はくさい等が減少したため、4％の減少となった。

前年同期比では、トマト、きゅうり、ミニトマト等が増加したが、じゃがいも、ブロッコリー、だいこん等が減少したため、3％の減少となった。

市況は、前週比は区々、前年同期比は強保合となった。

品目別の動き

だいこん　神奈川県、千葉県等から入荷したが、神奈川県、千葉県産で降雨により出荷量が減少し、前週比17％の減少となった。荷動き良好で相場は上昇し、神奈川県産の価格は強保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比12％の減少となった。千葉県産の価格は保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等から入荷したが、愛知県産で降雨により出荷量が減少し、前週比2％の減少となった。愛知県産の価格は強保合となった。

レタス　静岡県を中心に長崎県等から入荷したが、静岡県、兵庫県産で降雨により出荷量が減少し、前週比7％の減少となった。静岡県産の価格は強保合となった。

はくさい　茨城県を中心に兵庫県等から入荷したが、前週比10％の減少となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県、茨城県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。群馬県産の価格は保合となった。

ねぎ　千葉県、埼玉県等から入荷したが、関東産で降雨により出荷量が減少し、前週比6％の減少となった。千葉県産の価格は保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に千葉県等から入荷し、前週比8％の増加となった。宮崎県産の価格は保合となった。

なす　高知県を中心に入荷し、前週比8％の増加となった。月末月初の特売需要を控えて引き合いが高まり、高知県産の価格は強含みとなった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から順調に入荷し、前週比4％の増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

ピーマン　宮崎県を中心に高知県等から入荷したが、宮崎県、高知県産が天候不良により出荷量が減少し、前週比10％の減少となった。前週の価格上昇で引合いが落ち着き、宮崎県産の価格は保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2021年1月第4週）