新潟県産「ルレクチェ」入荷

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年11月第4週（11月20日〜11月26日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年4日。

1日平均入荷量は総量2,178t（前週比98％、前年同期比88％）。

前週比では、いちご、アールスメロン、西洋なしなどが増加したが、かき、みかんが減少したため、2％の減少となった。

前年同期比ではかきが増加したが、いちご、みかん、アールスメロンなどが減少したため、12％の減少となった。

市況は前週比、前年同期比ともに区々となった。

品目別の動き

みかん　愛媛県を中心に長崎県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。荷動きは鈍く、愛媛県産早生の価格は弱保合となった。

りんご　青森県、長野県等から入荷した。「サンふじ」の生育が順調で出荷量が増加し、「シナノスイート」の販売も順調で、前週比4％の増加となった。山形県産「ふじ」の価格は弱保合、青森県産「王林」の価格は保合となった。

西洋なし　山形県を中心に新潟県等から入荷した。新潟県産「ルレクチェ」の販売が始まり、前週比7％の増加となった。山形県産「ラ・フランス」の価格は保合となった。

かきは福岡県を中心に奈良県等から入荷した。長野県産「市田柿」の販売が始まり、前年同期比4％の増加となった。ともに前年同期比で福岡県産「富有」、愛知県産「次郎」の価格は強保合、新潟県産「平核無」の価格は保合となった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷し、「とちおとめ、紅ほっぺ、あまおう」の出荷量が徐々に増加したため、前週比229％の大幅な増加となった。栃木県産「とちおとめ」、福岡県産「あまおう」の価格はともに弱保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷し、前週比17％の増加となった。静岡県産の価格は強保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2020年11月第4週）