柑橘強い。メロン、すいか弱い

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年4月第2週（4月10日〜4月16日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量1,091t（前週比99％、前年同期比91％）。

前週比では、アンデスメロン、こだますいか、すいかなどが増加したが、キウイ、清見、いちごなどが減少したため、1％の微減となった。

前年同期比では、こだますいか、河内晩柑、あまなつかんなどが増加したが、清見、キウイ、不知火などが減少したため9％の減少となった。

市況は前週比で区々、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

あまなつかん　愛媛県産、熊本県産、和歌山県産を中心に入荷したが、前週比は1％の微減となった。熊本県産の価格は強含みとなった。

はっさく　和歌山県産を中心に入荷したが、前週比は1％の微減となった。和歌山県産の価格は強保合となった。

不知火　熊本県産を中心に長崎県、愛媛県、佐賀県等から入荷したが、前週比11％の減少となった。引合いが強く、熊本県産の価格は強保合となった。

清見　愛媛県産を中心に和歌山県、佐賀県等から入荷したが、前週比29％の減少となった。愛媛県産の価格は保合となった。

りんご　青森県産を中心に入荷したが、前週比4％の減少となった。青森県産「ふじ」の価格は強保合、「王林」の価格は保合となった。

いちご　栃木県産「とちおとめ」、福岡県産「あまおう」、静岡県産「紅ほっぺ」を中心に入荷したが、前週比11％の減少となった。栃木県産「とちおとめ」の価格は弱含み、佐賀県産「さがほのか」の価格は保合となった。

アールスメロン　静岡県産を中心に熊本県、高知県等から入荷し、前週比は3％の増加となった。引合い弱く、静岡県産の価格は弱保合となった。

アンデスメロン　熊本県産を中心に入荷し、前週比は94％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

こだますいか　茨城県、群馬県を中心に熊本県等から入荷し、前週比は55％の大幅な増加となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2020年4月第2週）