みずな、ブロ、きゅうりが増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年2月第3週（2月14日〜2月20日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量5,297t（前週比95％、前年同期比95％）。

前週比ではみずな、ブロッコリー、きゅうり等が増加したが、はくさい、じゃがいも、さといも等が減少したため、5％の減少となった。

前年同期比では、ごぼう、ブロッコリー、きゅうり等が増加したが、はくさい、ピーマン、だいこん等が減少したため、5％の減少となった。

市況は、前週比、前年同期比ともに区々となった。

品目別の動き

だいこん　神奈川県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比10％の減少となった。神奈川県産の価格は強保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷し、前週比3％の増加となった。千葉県産の価格は強含みとなった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。愛知県産の価格は強保合となった。

レタス　静岡県を中心に兵庫県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。静岡県産の価格は強保合となった。

はくさい　茨城県を中心に兵庫県等から入荷したが、気温が高いことによる品質低下や暖冬による前進出荷の影響で前週比23％の減少となった。入荷量が減少したことにより相場は上昇し茨城県産の価格は強保合となった。

ほうれんそう　群馬県、茨城県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比8％の減少となった。千葉県産の価格は保合となった。

きゅうり　宮崎県、千葉県等から入荷し、前週比7％の増加となった。先週までの高値の反動のため相場は下落し宮崎県産の価格は弱保合となった。

なす　高知県を中心に順調に入荷し、前週比2％の増加となった。高知県産の価格は弱保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷したが、前週比1％の微減となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　宮崎県を中心に高知県等から入荷したが、1月下旬の曇天による花落ちの影響が出たため前週比11％の減少となった。宮崎県産の価格は弱含みとなった。

主な農産物（野菜）の市況（2020年2月第3週）