東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2020年2月第2週(2月7日〜2月13日)の概況より。
日ごとの動き
11日(火)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。
1日平均取扱数量は総量1,200t(前週比87%、前年同期比99%)。このうち鮮魚類は593t(前週比99%、前年同期比99%)、冷凍魚類は219t(前週比67%、前年同期比97%)、塩干加工品は388t(前週比86%、前年同期比100%)。
2月7日(金) 週末の取引、買い気は低調。カツオやスルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では堅調。
2月8日(土) 休市前の取引、買い気はやや上向き。アジやスルメが値を上げる一方、サバやカツオは値を下げるなど、相場全体では小動き。
2月10日(月) 週明けの取引、買い気はまずまず。サバやカツオが値を上げるなど、相場全体では強保合。
2月12日(水) 休市明けの取引、買い気は今一つ。サバやカツオが値を上げるなど、相場全体では小高い。
2月13日(木) 週半ばの取引、買い気は低調。サバやイワシ、スルメが値を下げるなど、相場全体では反落。
品目別の動き
アジ 中型が長崎や鳥取、中小型が富山主体に入荷。前週に比べ数量は17%減少し、価格は中型が1割弱安、中小型が1.5割弱高。
サバ 千葉や静岡主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は3.5割弱安。
イワシ 千葉主体に入荷。前週に比べ数量は6%増加し、価格は1割安。
スルメイカ 富山主体に入荷。前週に比べ数量は16%減少し、価格は約1.5割高。
カツオ 和歌山や東京主体に入荷。前週に比べ数量は28%減少し、価格はほぼ変わらず。
ムキカキ わずかに増加し、三陸産の価格は約1割安。
主な水産物の市況(2020年2月第2週)
品目 | 1日平均上場数量(t) | 前週比(%) | 前年同期比(%) | 主産地 | 銘柄 | 卸売価格(㎏/円) |
---|---|---|---|---|---|---|
マグロ | 33.1 | 87 | 98 | 各地 | 生 | 5,049 |
海外 | 生 | 3,414 | ||||
メバチ | 56.6 | 99 | 104 | 各地※ | 冷凍 | 1,007 |
アジ | 45.8 | 83 | 130 | 長崎ほか | 中 | 486 |
富山 | 中小 | 504 | ||||
サバ | 38.6 | 99 | 78 | 千葉ほか | − | 268 |
イワシ | 26.4 | 106 | 80 | 千葉 | − | 389 |
スルメイカ | 14.4 | 84 | 100 | 富山 | − | 868 |
冷スルメイカ | 1 | 42 | 59 | 各地 | − | - |
サンマ | 4.9 | 100 | 107 | 各地 | 解凍 | - |
カレイ | 8.6 | 101 | 70 | 北海道 | マ | 486 |
青森ほか | マコ | - | ||||
北海道 | アカ | 918 | ||||
北海道 | アサバ | 522 | ||||
ハマチ | 43 | 107 | 133 | 愛媛ほか | 野〆 | 918 |
塩サケ | 15.2 | 78 | 60 | 北海道 | トキ | 2,484 |
北海道 | アキ | 972 | ||||
タラ類 | 27.2 | 97 | 101 | 岩手ほか | 生 | - |
宮城 | ぶわ | - | ||||
カツオ | 1.8 | 72 | 41 | 和歌山ほか | − | 1,447 |
キンメダイ | 7 | 106 | 75 | 神奈川ほか | − | 2,311 |
ムキカキ | 15.2 | 103 | 94 | 三陸 | − | 1,967 |
各地 | − | 1,296 |
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/