だいこん、にんじん荷動き鈍い

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年1月第3週（1月17日〜1月23日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量5,693t（前週比94％、前年同期比102％）。

前週比ではじゃがいも、たまねぎ、ほうれんそう等が増加したが、さといも、ピーマン、なす等が減少したため、6％の減少となった。

前年同期比では、にんじん、さといも、はくさい等が減少したが、ブロッコリー、ほうれんそう、キャベツ等が増加したため、2％の増加となった。

市況は、前週比、前年同期比、共に弱保合となった。

品目別の動き

だいこん　神奈川県、千葉県等から入荷したが、前週比10％の減少となった。荷動きは鈍く神奈川県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比16％の減少となった。荷動きは鈍く千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。愛知県産の価格は弱保合となった。

レタス　静岡県を中心に香川県等から入荷したが、前週比11％の減少となった。荷動きはまずまずで静岡県産の価格は保合となった。

はくさい　茨城県を中心に兵庫県等から入荷したが、前週比14％の減少となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に埼玉県等から順調に入荷し、前週比5％の増加となった。群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比14％の減少となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比11％の減少となった。宮崎県産の価格は保合となった。

なす　高知県を中心に入荷したが、天候不良により数量が減って前週比23％の減少となった。全体量が少なく相場は上昇し、高知県産の価格は強含みとなった。

トマト　熊本県、愛知県等から入荷したが、愛知県産は植え替え時期のため数量が減り前週比9％の減少となった。品薄感があるため相場は上昇し、熊本県産の価格は強含みとなった。

ピーマン　宮崎県を中心に高知県等から入荷になったが、前週比25％の減少となった。数量減のため相場は上昇し宮崎県産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2020年1月第3週）