えだまめ、ミニトマトなど増

2019年7月第2週(7月5日〜7月11日)

東京都中央卸売市場(大田市場業務課)が発表した2019年7月第2週(7月5日〜7月11日)の概況より。

日ごとの動き

 開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

 1日平均入荷量は総量5,044t(前週比92%、前年同期比108%)。

 前週比では「えだまめ、ミニトマト、だいこん」等が増加したが、「なす、オクラ、きゅうり」等が減少したため、8%の減少となった。

 前年同期比では、「レイシ、なす、たまねぎ」等が減少したが、「ブロッコリー、かぼちゃ、ピーマン」等が増加したため、8%の増加となった。

 市況は、前週比、前年同期比共に区々となった。

品目別の動き

だいこん 北海道、青森県等から入荷し、北海道産の産地が出揃い十分な入荷があり、前週比3%の増加となった。荷動きは鈍く北海道産の価格は弱保合となった。

にんじん 青森県を中心に北海道等から入荷したが、北海道産が終盤に入り天候不良で掘り取りが滞ったため、前週比16%の減少となった。青森県産の価格は保合となった。

キャベツ 群馬県を中心に長野県等から入荷したが、前週比5%の減少となった。群馬県産の価格は弱保合となった。

レタス 長野県を中心に群馬県等から入荷したが、産地で出荷調整が入ったため前週比4%の減少となった。長野県産の価格は弱保合となった。

はくさい 長野県を中心に群馬県等から入荷したが、前週比6%の減少となった。長野県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう 群馬県を中心に岐阜県等から入荷したが、曇雨天で出方が鈍く前週比17%の減少となった。連休前の引き合いもあり群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ 茨城県を中心に千葉県等から入荷し、前週比1%の微増となった。茨城県産の価格は強保合となった。

きゅうり 福島県を中心に宮城県等から入荷したが、関東産が終盤となり福島産は低温と日照不足により生育が鈍く減少したため前週比25%の減少となった。福島県産の価格は強保合となった。

なす 群馬県を中心に栃木県等から入荷したが、群馬県産、栃木県産が天候不良で数量が少ないため前週比30%の大幅な減少となった。群馬県産の価格は強保合となった。

トマト 青森県、北海道等から入荷したが、関東産が天候不良で数量が少なく前週比6%の減少となった。青森県産の価格は保合となった。

ピーマン 茨城県を中心に岩手県等から入荷し、前週比1%の微増となった。引き合いは強く茨城県産の価格は強保合となった。

主な農産物(野菜)の市況(2019年7月第2週)

品目1日平均入荷量(t)前週比(%)前年同期比(%)取引産地単位(kg)価格
だいこん360103126せり北海道10-
相対北海道10821
にんじん28184122せり青森10-
相対青森101,080
キャベツ67895106せり群馬10-
相対群馬10799
レタス3429694せり長野10-
相対長野10799
はくさい29894111せり長野15-
相対長野15778
こまつな479996せり茨城0.2-
相対茨城0.256
ほうれんそう4683121せり群馬0.2-
相対群馬0.2104
ねぎ161101109せり茨城5-
相対茨城52,268
ブロッコリー10099152せり北海道6-
相対北海道62,398
きゅうり21975103せり福島5-
相対福島52,246
かぼちゃ113100132せり茨城10-
相対茨城103,780
なす1487088せり群馬0.4-
相対群馬0.4188
トマト33094101せり青森4-
相対青森41,053
ミニトマト85104123せり茨城3-
相対茨城31,512
ピーマン99101132せり茨城0.15-
相対茨城0.1573
とうもろこし19682114せり茨城5-
相対茨城5864
オクラ1970105せり鹿児島0.08-
相対鹿児島0.0886
レイシ138981せり群馬3-
相対群馬31,577
いんげん1276106せり福島2-
相対福島21,922
えだまめ52108102せり群馬0.25-
相対群馬0.25281
じゃがいも21884113せり静岡10-
相対静岡10-
たまねぎ3649493せり佐賀20-
相対佐賀20-
入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場大田市場業務課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/