とうもろこし、えだまめなど増

2019年6月第2週(6月7日〜6月13日)

東京都中央卸売市場(大田市場業務課)が発表した2019年6月第2週(6月7日〜6月13日)の概況より。

日ごとの動き

 開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

 1日平均入荷量は総量5,595t(前週比91%、前年同期比96%)。

 前週比ではとうもろこし、うめ、えだまめ等が増加したが、トマト、たまねぎ、きゅうり等が減少したため、9%の減少となった。

 前年同期比では、キャベツ、かぶ、ブロッコリー等が増加したが、トマト、きゅうり、レタス等が減少したため、4%の減少となった。

 市況は、前週比、前年同期比ともに区々となった。

品目別の動き

だいこん 青森県を中心に北海道等から入荷したが、北の産地への切り替え時で入荷量が不安定で、前週比19%の減少となった。全体量が少なく引合いが強いため、相場は上昇し、青森県産の価格は強保合となった。

にんじん 千葉県を中心に埼玉県等から入荷し、前週比6%の増加となった。雨で一時的な出荷停滞もあり、荷動きが鈍いまま、千葉県産の価格は弱含みとなった。

キャベツ 千葉県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比6%の減少となった。荷動きが鈍いまま、千葉県産の価格は弱含みとなった。

レタス 長野県を中心に群馬県等から入荷したが、前週比15%の減少となった。長野県産の価格は保合となった。

はくさい 長野県を中心に茨城県等から入荷したが、長野県産は干ばつの影響で出荷が例年より遅く、前週比9%の減少となった。荷動きは若干よくなり、長野県産の価格は強含みとなった。

ねぎ 茨城県を中心に千葉県等から入荷したが、降雨の影響で入荷量が減少し、前週比2%の減少となった。荷動きは良好で相場は上昇し、茨城県産の価格は強含みとなった。

きゅうり 埼玉県を中心に群馬県等から入荷したが、曇雨天の影響と端境により、前週比15%の減少となった。埼玉県産の価格は強保合となった。

なす 高知県を中心に入荷したが、高知県産は終盤につき減少したため、前週比10%の減少となった。高知県産の価格は保合となった。

トマト 栃木県を中心に熊本県等から入荷したが、関東産は出方が落ち着き全体量は減少したため、28%の減少となった。栃木県産の価格は強保合となった。

ピーマン 茨城県を中心に入荷したが、前週比3%の減少となった。荷動きはまずまず良好で、茨城県産の価格は保合となった。

主な農産物(野菜)の市況(2019年6月第2週)

品目1日平均入荷量(t)前週比(%)前年同期比(%)取引産地単位(kg)価格
だいこん31481104せり青森10-
相対青森10972
かぶ7190120せり千葉1-
相対千葉179
にんじん28510693せり千葉10-
相対千葉101,188
キャベツ80294115せり千葉10-
相対千葉10842
レタス2798586せり長野10-
相対長野10972
はくさい2389183せり長野15-
相対長野15994
こまつな459395せり茨城0.2-
相対茨城0.250
ほうれんそう599292せり群馬0.2-
相対群馬0.274
ねぎ1719895せり茨城5-
相対茨城52,268
ブロッコリー9384111せり長野4-
相対長野42,160
きゅうり3018589せり埼玉5-
相対埼玉51,231
かぼちゃ12795111せりメキシコ10-
相対メキシコ101,404
なす1789084せり高知5-
相対高知51,836
トマト3577288せり栃木4-
相対栃木4810
ミニトマト957594せり熊本3-
相対熊本3994
ピーマン12197106せり茨城0.15-
相対茨城0.1565
とうもろこし13611872せり茨城5-
相対茨城51,663
いんげん139796せり千葉2-
相対千葉22,506
さやえんどう77783せり福島2-
相対福島21,901
そらまめ2078117せり宮城4-
相対宮城42,117
えだまめ2713876せり群馬0.25-
相対群馬0.25531
じゃがいも3428484せり長崎10-
相対長崎10-
たまねぎ51189105せり佐賀20-
相対佐賀20-
うめ9611469せり和歌山10-
相対和歌山105,724
せり--
相対--
せり--
相対--
入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場大田市場業務課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/