カツオ千葉主体1割増・1割安

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年5月第2週(5月3日〜5月9日)の概況より。

日ごとの動き

 4日(土)が休市のため5日間の営業。

 1日平均取扱数量は総量1,148t(前週比73%、前年同期比81%)。このうち鮮魚類は569t(前週比75%、前年同期比83%)、冷凍魚類は199t(前週比70%、前年同期比85%)、塩干加工品は381t(前週比72%、前年同期比75%)。

5月3日(金) 連休前で買い気はまずまず。カツオが反発、アジは続伸するなど、相場全体ではしっかり

5月6日(月) 連休明けで買い気は順調。イワシが急伸、アジは続伸するなど、相場全体では堅調

5月7日(火) 翌日水曜が開市のため買い気は低調。イワシやアジが反落、ブリは下落するなど、相場全体では下落

5月8日(水) 入荷は少なかったが水曜開市で買い気は低調。イワシが反発し、スルメやカツオは値を上げるなど、相場全体では反発

5月9日(木) 週半ばで買い気は振るわず。カツオが続伸する一方イワシは反落するなど、相場全体では小動き

品目別の動き

アジ 中型が長崎、中小型が富山や鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ43%減少し、価格は中型が4割強高、中小型が約2.5割安。

サバ 三重主体に入荷。数量は前週に比べ7%減少し、価格は約1割安。

イワシ 千葉や石川主体に入荷。数量は前週に比べ18%減少し、価格は2割高。

スルメイカ 富山や石川主体に入荷。数量は前週に比べ21%減少し、価格は約0.5割安。

カツオ 千葉主体に入荷。数量は前週に比べ14%増加し、価格は1割安。

主な水産物の市況(2019年5月第2週).csv

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄卸売価格(㎏/円)
マグロ36.97082各地5,545
海外2,746
メバチ46.58176各地※冷凍1,099
アジ385765長崎756
富山ほか中小421
サバ31.99391三重207
イワシ21.88251千葉ほか428
スルメイカ579250富山ほか998
冷スルメイカ34845各地-
サンマ5.410287各地解凍-
カレイ104271北海道432
青森ほかマコ486
北海道アカ513
北海道アサバ-
ハマチ14.97490愛媛ほか野〆972
塩サケ23.990108北海道トキ2,484
北海道アキ972
タラ類5.56365岩手ほか-
宮城ぶわ-
カツオ36.311482千葉799
キンメダイ888104東京ほか2,203
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/