すいか、こだますいか大幅増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2019年4月第4週（4月19日〜4月25日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

　1日平均入荷量は総量1,192t（前週比99％、前年同期比105％）。

　前週比ではこだますいか、すいか、アンデスメロン等が増加したが、清見、キウイ、はっさく等が減少したため、1％の微減となった。

　前年同期比ではキウイ、こだますいか、あまなつかんが減少したが、はっさく、いちご、アンデスメロン等が増加したため、5％の増加となった。

　市況は前週比、前年同期比共に区々となった。

品目別の動き

あまなつかん　熊本県、愛媛県等から入荷し、前週比7％の増加となった。気温が高くなっていることにから荷動きはよく熊本県産の価格は強保合となった。

はっさく　和歌山県を中心に入荷したが、前週比17％の減少となった。和歌山県産の価格は保合となった。

不知火　熊本県、長崎県等から入荷したが、前週比14％の減少となった。荷動きはよく熊本県産の価格は強保合となった。

清見　愛媛県を中心に和歌山県等から入荷したが、前週比47％の大幅な減少となった。愛媛県産の価格は保合となった。

りんご　青森県を中心に入荷したが、前週比16％の減少となった。青森県産「ふじ」の価格は保合、「王林」の価格は弱保合となった。

いちご　栃木県、福岡県等から入荷したが、前週比2％の減少となった。相場は安定し栃木県産「とちおとめ」、福岡県産「あまおう」、の価格は共に保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に高知県等から入荷し、前週比1％の微増となった。荷動きは鈍く熊本県産の価格は弱保合となった。

アンデスメロン　熊本県を中心に茨城県等から入荷し、前週比120％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

すいか　熊本県を中心に入荷し、前週比35％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は強保合となった。

こだますいか　茨城県を中心に熊本県等から入荷し、前週比53％の大幅な増加となった。荷動きは鈍く茨城県産の価格は弱含みとなった。

主な農産物（果実）の市況（2019年4月第4週）