東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年1月第3週(1月18日〜1月24日)の概況より。
日ごとの動き
1月23日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ9%の減少。
1月18日(金) 週末の取引だが、買い気は振るわなかった。アジが2〜3割値を上げた一方で、サバが1〜2割値を下げたため、相場全体では高安区々。
1月19日(土) 週明けの入荷も少ない見通しから買われ、ほぼ全面高の取引となった。アジが小幅続伸したことに加え、サバとイワシも反発であったため、相場全体では小幅上伸。
1月21日(月) 週明けで買い気はやや上向いた。サバが2〜4割値を上げたことに加え、アジも1〜3割値を上げたため、相場全体では続伸。
1月22日(火) 休市前で買い気はまずまず。アジが1〜2割値を上げたことに加え、イワシも小高いであったため、相場全体ではしっかり。
1月24日(木) 休市明けだが、荷余り感から荷動きは低調。アジが1〜2割値を下げたことに加え、イワシもおおむね反落であったため、相場全体では小安い。
品目別の動き
アジ 中型が長崎、佐賀、中小型が鳥取、千葉主体に入荷。前週に比べ数量は33%減少し、価格は中型が3割強高、中小型が5割高。
サバ 福岡、長崎主体に入荷。前週に比べ数量は11%増加し、価格は1割弱安。
イワシ 千葉主体に入荷。前週に比べ数量は20%減少し、価格は1.5割弱高。
スルメイカ 富山、石川主体に入荷。前週に比べ数量は15%減少し、価格は1.5割弱高。
カツオ 千葉主体に入荷。前週に比べ数量は33%減少し、価格は1割高。
ムキカキ 数量は9%減少し、0.5割弱安。
主な水産物の市況(2019年1月第3週)
品目 | 1日平均上場数量(t) | 前週比(%) | 前年同期比(%) | 主産地 | 銘柄 | 卸売価格(㎏/円) |
---|---|---|---|---|---|---|
マグロ | 28 | 89 | 100 | 各地 | 生 | 5,588 |
海外 | 生 | 2,498 | ||||
メバチ | 51.6 | 90 | 86 | 各地※ | 冷凍 | 1,114 |
アジ | 29.2 | 67 | 63 | 長崎ほか | 中 | 680 |
鳥取ほか | 中小 | 594 | ||||
サバ | 52.4 | 111 | 121 | 福岡ほか | − | 257 |
イワシ | 17.5 | 80 | 115 | 千葉 | − | 490 |
スルメイカ | 7.9 | 85 | 53 | 富山ほか | − | 1,084 |
冷スルメイカ | 2.7 | 82 | 117 | 各地 | − | - |
サンマ | 5.9 | 113 | 134 | 各地 | 解凍 | - |
カレイ | 9.8 | 72 | 78 | 北海道 | マ | 540 |
青森ほか | マコ | - | ||||
北海道 | アカ | - | ||||
北海道 | アサバ | - | ||||
ハマチ | 46.4 | 114 | 123 | 愛媛ほか | 野〆 | 972 |
塩サケ | 19.2 | 118 | 95 | 北海道 | トキ | 2,484 |
北海道 | アキ | 972 | ||||
タラ類 | 29.3 | 101 | 119 | 青森ほか | 生 | - |
宮城 | ぶわ | - | ||||
カツオ | 0.8 | 67 | 89 | 千葉 | − | 1,447 |
キンメダイ | 6.9 | 103 | 88 | 高知ほか | − | 2,138 |
ムキカキ | 15.4 | 91 | 91 | 三陸 | − | 1,390 |
各地 | − | 1,242 |
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/