今春の「歓送迎会」の1人1回あたりの想定支出金額は平均4,000円。ただし、高めと低めの2つの山に分かれる――ホットペッパーグルメ外食総研の調査でわかった。
株式会社リクルートライフスタイル(東京都千代田区、淺野健社長)の外食に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、2019年春の「歓送迎会」「花見」についての調査を実施した。
※1インターネット調査。調査期間:2019年2月1日(金)〜2019年2月7日(木)。調査対象:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)。有効回答数:10,363件(首都圏5,327件、関西圏2,725件、東海圏2,311件)。
3,000円台と5,000円台の2つの山
調査は、今春の歓送迎会と花見への参加意向や想定する支出金額など多岐に及ぶが、このうち歓送迎会の1人1回あたりの想定支出金額※2は平均4,000円で、2018年調査よりも71円の上昇となった。
ただし、回答には幅があり、とくに「5,000円~6,000円未満」(27.9%)と「3,000円~4,000円未満」(28.2%)の2つの回答が多くなっている。2018年の実績※2もこのレンジに回答が集中しているが、そこで最大の「5,000円~6,000円未満」(30.9%)よりも3ポイント低い形となっている。
※2:支出額実績は参加者ベース、今年の想定金額は参加する機会がありそうな人ベース。
想定額は自分で払ってもいい額として尋ねている。
参加費は自分で払っていなくても会にかかった1回1人あたりの金額を尋ねている。
平均は「0円(自分では払わない)」を除いて集計している。
各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効数値として除いて集計している。
参加がとくに増えそうなのは20代
今春の「歓送迎会」(店舗で行うもののみ)への参加が「増えそう」な人(「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の合計)は9.8%で、この3年間で最多ではあるが前回調査の9.3%から微増の形。
性年代別に見ると、「増えそう」が目立って多いのは女性/20代(18.7%)、男性/20代(18.2%)、男性/30代(14.8)となっている。
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