齋藤農相、香港トップと会談へ

齋藤健農水大臣は8月15日(水)に農水省で会見し、同日から17日(金)まで香港に出張し、「第29回 フード・エキスポ」に参加し、香港特別行政区キャリー・ラム行政長官と食物衛生局長官ソフィア・チャンと会談を行うと発表した。

日本産の農林水産物・食品の品質や安全性についての情報発信、香港トップとの会談等を通じて、香港へのさらなる輸出拡大を推進する考え。

齋藤大臣のフード・エキスポへの参加は前回に続いて2回目。大臣は「前回の参加で、フード・エキスポは本当に大規模で、真剣にビジネスを考えている人が集まり、非常に貴重な機会だと感じた」「香港政府は7月に、茨城、栃木、群馬、千葉の4県産の食品、野菜、果物、牛乳、乳飲料及び粉乳の輸入停止措置を解除したところです。これには感謝している。しかし未だ規制は残っており、規制の撤廃・緩和を働き掛けていきたい」との趣旨を述べた。

香港政府は、東京電力福島第1原発事故の発生直後から福島、茨城、栃木、群馬、千葉5県の一部食品の輸入停止措置を続けてきたが、福島を除く4県産の輸入規制を7月24日正午から条件付きで緩和したところ。

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