日本貿易振興機構(JETRO)は、香港で開催される食品・食材の総合見本市「フード・エキスポ」に、8月17日(木)~19日(土)の3日間ジャパンパビリオンを設置する。
農林水産省の輸出総合サポートプロジェクト事業の一環で、「日本産農林水産物・食品の更なる輸出拡大を目指す」(JETRO)。JETROの同展示会への出展は7年連続7回目。
今回JETROのジャパンパビリオンには213社・団体が出展する予定(「フード・エキスポ」201社・団体、「香港インターナショナル・ティー・フェア」12社・団体)。そのうち185社・団体は地方自治体および団体。
パビリオンでは各出展者の展示を行うほか、今回初めて商談専用ラウンジも設置する。また、各商品の使い方や背景にある食文化を伝えるための専用ステージを設け、料理人や出展者による料理デモ等も実施する。
他に、一般消費者の来場者をターゲットに「インバウンドコーナー」を設置し、20の出展者と連携して各地の観光資源と特産品をアピールし、訪日を促す予定。
農林水産省が作成した資料によると、香港は日本の農林水産物・食品の輸出額全体の約4分の1の1,853億円を占める最大の輸出先国。また、香港は大陸や周辺諸国への物流のハブおよび情報発信地としても機能しており、農林水産物・食品輸出関係者はその点も重視している。