日本フランチャイズチェーン協会は2015年9月度のコンビニエンスストア統計調査月報を発表した。
全般的動向
既存店ベースでは、売上高7,794億円(前年同月比+1.3%)が6カ月連続のプラス、来店客数13億225万人(前年同月比▲1.2%)が3カ月ぶりのマイナスになり、平均客単価599円(前年同月比+2.6%)は6カ月連続のプラスとなった。全店では売上高は31カ月連続のプラスとなった。
JFAでは、9月は「台風第17号・18号の影響や全国的に気温が低かったことから既存店の来店客数に影響を及ぼした。しかしながら、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材や、シルバーウィーク等の行楽需要を受け、おにぎりや弁当、惣菜等の中食が好調に推移したことから、全店・既存店とも売上高は前年を上回る結果となった」と分析している。
店舗売上高
全店は31カ月連続のプラス・既存店は6カ月連続のプラス
全店ベース
店舗売上高(税別):(単位:百万円)
2015年9月:851,138
2014年9月:811,603
前年同月比(%):4.9%
既存店ベース
店舗売上高(税別):(単位:百万円)
2015年9月:779,402
2014年9月:769,327
前年同月比(%):1.3%
店舗数
全店ベース
店舗数:(単位:店)
2015年9月:53,108
2014年9月:51,363
前年同月比(%):3.4%
来店客数
全店は54カ月連続のプラス・既存店は3カ月ぶりのマイナス
全店ベース
来店客数:(単位:千人)
2015年9月:1,397,246
2014年9月:1,367,008
前年同月比(%):2.2%
既存店ベース
来店客数:(単位:千人)
2015年9月:1,302,250
2014年9月:1,318,519
前年同月比(%):▲1.2%
平均客単価
全店・既存店ともに6カ月連続のプラス
全店ベース
客単価:(単位:円)
2015年9月:609.2
2014年9月:593.7
前年同月比(%):2.6%
既存店ベース
客単価:(単位:円)
2015年9月:598.5
2014年9月:583.5
前年同月比(%):2.6%
商品構成比および売上高前年同月比
(既存店ベース)
構成比(%) 売上高前年同月比(%)
日配食品 36.5% 3.1%
加工食品 26.7% 0.9%
非食品 31.0% ▲2.3%
サービス 5.8% 13.6%
合計 100.0% 1.3%
※既存店=調査月において、当月と前年同月でともに営業中の店舗、全店=調査月における営業中の店舗
※本調査の対象:JFA正会員コンビニエンスストア本部10社(ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン)
※すべて速報値。