住友商事がチリに農薬販売会社を設立

住友商事は、チリ共和国に農薬販売会社サミット・アグロ・チリ(Summit Agro Chile SpA./チリ共和国サンティアゴ、小野真之介社長/以下SACH社)を設立し、2014年1月1日より営業を開始した。南米・アンデス地域における農薬販売ビジネスの収益基盤を強化する。

住友商事は2010年にチリ国農薬市場に参入。SACH社ではワイン用ブドウを含む果樹や野菜向けを中心に事業を展開。除草剤や殺虫剤・殺菌剤などの日本製農薬と地場メーカーの植物成長調整剤等を販売する。新規農薬の導入や開発も推進、ラインナップを拡充するなどし、5年後には売上高2000万ドルを目指す。

住友商事の南米・アンデス地域の農薬事業としては、ブラジルのIharabras社(住友商事22%出資)、アルゼンチンのSummit Agro Argentina社(住友商事100%出資)に続く農薬販売会社。

【会社概要】

会社名:Summit Agro Chile SpA.
本社:チリ共和国サンティアゴ
出資構成:住友商事グループ100%出資
取締役社長:小野真之介
従業員:10名
主要事業:チリ国内における農薬・農業資材等の販売