欧州限定「ニッカ カフェグレーン」700mlサイズ発売

「ニッカ カフェモルト」「ニッカ カフェグレーン」
「ニッカ カフェモルト」(左)と「ニッカ カフェグレーン」

アサヒビールは、ニッカウヰスキー(東京都港区、中川圭一社長)が製造する「ニッカ カフェモルト」(700ml)を、2014年1月から欧州限定で発売する。同時に、現在欧州で500mlで販売している「ニッカ カフェグレーン」も、700mlに順次切り替えて発売する。

通常のモルトウイスキーはポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で蒸溜するが、「ニッカ カフェモルト」は、ニッカウヰスキーが有するカフェ式連続蒸溜機(カフェスチル)で製造するニッカウヰスキーオリジナルのジャパニーズウイスキー。

「ニッカ カフェグレーン」は、同じくカフェ式連続蒸溜機で製造したグレーンウイスキーで、2012年9月から欧州限定商品として販売。欧州で好評を得たことから、2013年6月から日本でも販売を開始している。現在欧州では500mlサイズで販売しているが、2014年以降、日本で発売されている瓶形に合わせて700mlサイズに順次切り替える。

アサヒビールは、2006年より欧州を中心にニッカブランドのウイスキーの海外展開を本格化していて、2012年12月からはアメリカ、2013年5月からオーストラリアでの販売も開始している。2013年の海外でのニッカブランドの販売数量は、7万2000函(前年比160%、1箱=700ml×12本換算)となる見込み。