CASの登録化合物数7000万件を達成

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12月6日、米国化学会(American Chemical Society)の情報部門であるCAS(Chemical Abstracts Service)は、化学物質データベース「CAS REGISTRY」に7000万件目の物質が登録されたと発表した。2011年5月に6000万件目の物質が登録されてから18カ月で次の大台に乗せた。

2012年にCASに登録された新規物質の7割以上が特許に由来している。また、2012年に収録された化学特許の63%がアジア発だった。7000万件目の物質は韓国の研究機関が発見した化合物だった。

CAS REGISTRYは世界最大の化学物質データベースで、有機・無機物質を収録する。合金、配位化合物、鉱物、混合物、ポリマー、塩などのほか、6400万件のタンパク質、核酸の配列情報も収録している。

日本では 化学情報協会(JAICI)が総代理店としてCAS製品の提供・サポートを行い、日本の科学技術情報をCASに搭載している。

●CAS
http://www.cas.org

●CAS(日本語版サイト)
http://www.cas-japan.jp/

●化学情報協会
http://www.jaici.or.jp