日本製粉グループのエヌエフフローズンがFSSC22000認証取得

エヌエフフローズン
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日本製粉グループで冷凍食品の製造・販売を行っているエヌエフフローズン(群馬県伊勢崎市、渡辺貞夫社長)は、9月30日、食品安全マネジメントシステムFSSC22000の認証を取得した。

 FSSC22000は、GFSI(Global Food Safety Initiative/国際食品安全イニシアチブ)の認定を受けた食品製造業向けの食品安全マネジメントシステム。ISO22000をベースに、厳しい前提条件プログラムを加えた規格。

 日本製粉グループでは、食品工場監査の世界的統一規格であるGFSI認定規格を取得したことで従来よりも高い食品安全性が担保され、顧客が工場を監査する回数を減らすことができるとしている。また、国際市場のニーズにも迅速に対応可能となり、国際的な競争力強化につなげる考え。

 FSSC22000はISO22000に、前提条件プログラムとしてPAS(Publicly Available Specification)220を採用している。ISO22000はフードチェーンの食の安全を対象とした食品安全マネジメントシステムの国際規格。PASはBSI(英国規格協会)が食品製造における食品安全のために制定した英国規格で、ISO/TS22002-1として国際規格化した。

 GFSIは流通業、食品メーカーなどにより2000年に設立された非営利組織。世界規模で食品工場の監査規格を統一してコストダウンを図ろうとする。メトロ(ドイツの小売業)、カルフール、ウォルマート、イオン、マクドナルド、ダノン、コカ・コーラ、カーギルなどが参加している。

エヌエフフローズンのFSSC22000認証取得概要
認証取得:2011年9月30日
審査登録機関:一般財団法人日本品質保証機構(JQA)
登録範囲:冷凍食品の設計・開発、製造及び配送
会社概要:代表者/代表取締役社長渡辺貞夫
     設立/1996年3月
     所在地/伊勢崎市国領町(本社・工場)
     主な事業内容/冷凍食品の製造・販売

※参考:
FSSC22000
http://www.fssc22000.com