日清製粉、日本製粉、昭和産業、日東富士製粉は12月20日出荷分から業務用小麦粉の価格を改定すると発表した。輸入小麦粉25kg当たり+45円、国産小麦粉同+80円の値上げ。
4社の値上げ幅は同じで以下のとおり(いずれも25kg当たり。消費税別。12月20日出荷分から)。
1.強力系小麦粉:+45円
2.中力系・薄力系小麦粉:+45円
3.国内産小麦100%小麦粉:+80円(一部銘柄を除く)
3社ともに、値上げの理由として、今年10月1日より輸入小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で2%引上げられることを挙げている。
政府は毎年4月と10月に輸入小麦の売り渡し価格を改定する。今年4月の改定では売り渡し価格が18%アップ。このため製粉各社は業務用小麦粉の価格を6月から10%強値上げしていた。