第22回となる「食品開発展2011」が、2011年10月5日~7日、東京ビッグサイトで開催される。今回は、東京電力福島原発事故による放射能汚染問題が食品業界でも深刻化する中、食品開発展事務局では食品の放射能測定機器や分析検査機器の出展があることをアピールしている。
食品開発展は、食品分野の研究・開発、品質保証、製造技術担当者向けの専門展示会として1990年にスタート。機能性素材・健康素材を集めたHi(Health Ingredients Japan)と分析・計測・衛生資材、製造技術を集めたS-tec(Safety and Technology Japan)の2つの展示で構成する。
今回は、放射能測定機器や分析検査機器のほか、微生物検査、残留農薬、アレルゲン、カビ毒、重金属、異物などの安全性確認技術が出展するほか、栄養成分、味・色・香り、テクスチャーなど味や品質に関わるソリューション、製品開発や業務の効率化を加速化する食品産業向けの生産管理・品質管理、ITソリューション、粉砕、混練、造粒、乾燥、ろ過、殺菌などの製造・調理機器、食品産業向け環境対策技術なども展示される。全体の出展社数は540社。
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●食品開発展2011
2011年10月5日(水)~7日(金)10:00~17:00
東京ビッグサイト 西ホール1・2およびアトリウム
主催:UBMメディア
※詳細ページ
http://www.hijapan.info/