イズミ、関西スーパーなど好調

主要食品スーパーの2025年3月実績。2025年3月の食品スーパー（株式公開企業）の業績。既存店売上高では、データのある36件のうち32件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち37件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れだった。

既存店売上高が5％以上増加したデータは9件あった。イズミ（9.1％増）、関西スーパーマーケット（8.4％増）、アクシアルリテイリング（7.6％増）、ハローズ（6.8％増）、イオン九州SM・DS業態（6.2％増）、ベルク（6.2％増）、ヤマザワ（6.2％増）、ヤオコー（5.8％増）、リテールパートナーズ（5.1％増）。既存店の客単価はデータのあるすべてが前年同月以上。

スーパーバリューは特別損失を計上。店舗等にかかる減損損失として1300万円、店舗閉店等に伴う固定資産除却損として1200万円、店舗閉鎖損失として2億2900万円。グループのロピアとの共同開発によるSM改装モデル店8店のリニューアルオープン、不採算店等SM5店の閉店、ホームセンター売場の整理等の施策を展開していたが、セール価格の値引きによる売上減、改装・閉所等による客数減などが影響した。

ライフの既存店は、売上高102.5％、客数100.7％、客単価101.7％。
バローHDバローの既存店は、売上高100.4％、客数97.1％、客単価103.4％。月末店舗数244店。
U.S.M.Hの既存店は、売上高102.5％、客数100.9％、客単価101.6％。
イズミ直営計の既存店は、売上高109.1％、客数103.7％、客単価105.4％。
アークス連結の既存店は、売上高103.8％、客数101.0％、客単価102.7％。月末店舗数375店。
ヤオコーの既存店は、売上高105.8％、客数102.7％、客単価103.0％。
ヨークベニマルの既存店は、売上高102.3％、客数100.9％、客単価101.4％。
平和堂の既存店は、売上高102.5％。
イオン九州会社計の既存店は、売上高104.5％。月末店舗数329店。
サミット全体の既存店は、売上高103.3％。月末店舗数137店。
フジの既存店は、売上高103.7％。月末店舗数488店。

食品スーパーの2025年3月の業績一覧

各社発表データによる。一部に速報値を含む。売上高、客数、客単価のパーセンテージは前年同月比。順不同。

凡例：10％以上のプラス／5％以上のプラス／前年同月未達／5％以上のマイナス／10％以上のマイナス。順不同。