「2011年食の10大ニュース」、今年は14名の識者の方々に執筆いただきました。その記事一覧です。2011年は誰にとっても生涯忘れられない1年となりました。来る年がよい年になることを祈念いたします。
[1]横山技術士事務所 所長 横山勉
- 放射性物質で大混乱(東日本大震災関連)
- 食料生産基地が大打撃(同上)
- 食品輸出「日本」ブランド崩壊(同上)
[2]国立医薬品食品衛生研究所 登田美桜・畝山智香子
- 世界各国:東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて各国が対応
- 米国:食品安全近代化法(Food Safety Modernization Act)制定
- 台湾:食品及び飲料のフタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)汚染
[3]西南農場 代表取締役 宮井能雅
- 組換えパパイヤ“レインボー”
- 国産大豆
- 国産麦
[4]日本食糧新聞社次長・記者 本宮康博
- 大震災でサプライチェーン寸断、各方面で供給不足状態に
- 震災後、加工食品は備蓄特需も発生し受発注に混乱も
- ユッケ食中毒事件で信頼大きく揺らぐ
[5]中央官庁課長補佐 高木正雄
- 大地震発生
- 原賠法の解釈問題発生
- 農産物出荷基準設定
[6]アメリカ穀物協会日本代表ディレクター 浜本哲郎
- 畜産業界の東日本大震災からの奇跡的復興
- 福島第一原子力発電所からの避難と被害
- 放射性物質基準値の科学的根拠と検査、検査、検査……
[7]日本外食新聞編集長 川端隆
- スカスカおせち事件とネット炎上
- 相次ぐ食中毒事件
- 女子会・ママ会企画続々
[8]フードジャーナリスト 加藤秀雄
- 東日本大震災の影響広範に
- ホットランド、石巻に本社移転
- ゼンショー、外食企業トップに
[9]食の安全情報blog主宰 小比良和威
- クーポンサイトによるトラブル多発
- パブリックコメントをめぐる騒動
- 多発した食中毒
[10]宮城大学食産業学部フードビジネス学科教授 三石誠司
- 地震・津波・原発事故(東日本大震災と福島原発事故)による被害
- 国をあげての「節電」と農業・食品関連業界あげての復興支援
- 食品の放射能汚染問題拡大とその対応
[11]くらしとバイオプラザ21常務理事・主席研究員 佐々義子
- 東日本大震災が起こり、特定の食品が売切れたり、食品からの放射能が検出された出荷が停止され、戦後、初めて食料不足を経験した世代が多くあった(3月11日~)。
- 放射線、放射能のリスクに関する情報提供とその伝え方に注目が集まった(3月11日~)。
- 生活クラブが震災で畜産飼料の入手が不可能になり、数カ月間、遺伝子組換え不分別飼料を利用し、そのことを公表した(4月4日)。
[12]アンクル・アウル コンサルティング主宰 奥井俊史
- 東日本大震災
- 東電福島原発問題と責任の所在の不明確さ・東電の自己責任の自覚の欠如
- 東電も含めて相変わらず=変革・自覚のない日本企業のCSR=社会的責任の自覚のなさ
[13]柴田書店代表取締役 土肥大介
- 東日本大震災の被災地で外食奮闘
- 外食のアジア進出が本格化
- 原発事故による食材クライシス
[14]農業技術通信社専務取締役 浅川芳裕
- パキスタンの家庭菜園、米兵に襲撃される
- 「農地の放射性物質の汚染“合法”は許せない」、鈴木博之氏(福島県大玉村)東電提訴へ
- 世界の食料ロス13億t、全農産物生産量の3分の1!
- これまでの「10大ニュース」
- 《特別企画》2010年食の10大ニュース[一覧]