日本フランチャイズチェーン協会(JFA)はJFAコンビニエンスストア統計調査月報2024年9月度を発表した。全店売上高は9773億9200万円(前年同月比100.5%)だった。既存店売上高は9401億1900万円(前年同月比100.7%)、既存店客数13億0531万1000人(同100.0%)、既存店客単価720.2円(同100.7%)だった。
JFAによる「全般的動向」は以下のとおり。
2024年9月は長引く残暑により、アイスクリーム、カウンターコーヒー、ソフトドリンクが好調だったことや、おにぎり、菓子、たばこも好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった
店舗売上高
全店売上高は9773億9200万円。前年同月比52億3900万円増(+0.5%)。前月比716億7800万円減(−6.8%)。既存店売上高は9401億1900万円。前年同月比65億6200万円増(+0.7%)。前月比683億0500万円減(−6.8%)。
全店は34カ月連続のプラス・既存店は10カ月連続のプラス。
来店客数
全店客数は13億6813万3000人。前年同月比126万1000人減(−0.1%)。前月比6945万1000人減(−4.8%)。既存店客数は13億0531万1000人。前年同月比10万1000人減(−0.01%)。前月比6595万1000人減(−4.8%)。
全店は6カ月ぶりのマイナス・既存店は2カ月連続のマイナス。
平均客単価
全店客単価は714.4円。前年同月比4.5円上昇(+0.6%)。前月比15.3円低下(−2.1%)。既存店客単価は720.2円。前年同月比5.1円上昇(+0.7%)。前月比15.2円低下(−2.1%)。
全店・既存店はともに2カ月連続のプラス。
商品構成比および前年増減比
- 日配食品
- 構成比35.0%(前月35.0%)/前年比99.3%。
- カウンター商材(コーヒー、揚げ物、中華まん等)、米飯類(おにぎり、弁当、寿司等)、パン、調理パン、惣菜、漬物、野菜、果物、水物(豆腐等)、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナー、ベーコン等)、牛乳、チルド飲料、乳製品(バター、チーズ等)、練物(ちくわ、かまぼこ等)、サラダ、和洋菓子、デザート類(ケーキ、プリン、ゼリー、ヨーグルト等)等
- 加工食品
- 構成比28.3%(前月29.3%)/前年比101.4%。
- 菓子類(和洋菓子を除く)、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、アルコール飲料(ビール、日本酒、焼酎、ワイン等)、調味料(食塩、砂糖、味噌、しょう油、うま味調味料、ソース等)、嗜好品(コーヒー、お茶等)、米穀、乾物、缶詰類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品等
- 非食品
- 構成比31.7%(前月31.2%)/前年比101.4%。
- たばこ、雑誌、書籍、新聞、衣料品、袋物類、文具類、玩具、雑貨、ペットフード、乾電池、CD、電球・蛍光灯、電卓、燃料、サングラス、園芸用品、花火、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、紙製品、切手・はがき・収入印紙、装身具等
- サービス
- 構成比5.0%(前月4.5%)/前年比102.7%。
- ギフト・プリペイドカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、テレフォンカード、宝くじ、レンタル、乗車券、航空券、宿泊券等
※サービスには、電力料金、ガス料金、放送受信料、電話料金、水道料金等の公共料金等の収納代行は含まない。
店舗数
店舗数は55,709店。前年同月比81店減(−0.1%)。前月比21店減(+0.0%)。
- 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)
- https://www.jfa-fc.or.jp/
- 調査対象
- JFA正会員コンビニエンスストア本部7社:セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン デイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン